こんにちは、takeです。
今回はベトナム人の結婚事情を紹介します。
日本とは違った考え方も多々あるので、ベトナム人らしい考え方を知ってみて下さい。
授かり婚
みなさんはこの言葉をご存知ですか?
最近になって聞くようになった言葉だと思いますが、「授かり婚」とは「でき婚」と同じことです。
でき婚:子供ができちゃったから結婚する
授かり婚:子供ができたので結婚する
ニュアンスの違いですね。
一般的に、でき婚はマイナスなイメージを浮かべる人が多いのではないでしょうか。そのイメージを払拭するために授かり婚という言葉が最近広まってきたのだと思います。
例えばですが、頑固な人というとマイナスな印象ですが、意志が固い人となるとプラスな印象を受けますね。私自身、就活のときにはこの言い換えを駆使して自己PRを作成した覚えがあります(笑)
では、本題となる最近のベトナム人の結婚事情ということですが、本記事の内容は全て彼女から聞いたことからお伝えします。地域によっては当てはまらない場合もあると思いますので、その点はご了承願います。
ベトナムの結婚事情
彼女はベトナムの中部地域出身です。高校の同級生の女の子の友達が20人ほどいるそうですが、結婚をしてない人は彼女を含めて3人ほどだそうです。ベトナムの結婚年齢は日本に比べて若く20代後半で結婚をしていないと、遅いと言われます。ですので周りの友達が結婚していることに関しては特になんとも思いませんでした。
しかし、興味深い点が一つありました。
それが授かり婚です。
(私が授かり婚と表現する理由は、結婚とは幸せなことだからです。しかし、でき婚と表現すると最初に書いたようにマイナスなイメージがついてしまいます。そのイメージを払拭するためにあえて授かり婚と書いています。)
ベトナムでは日本以上に家族を大切にする文化があります。そのため、結婚するとなれば両家の家族に認めてもらい、そのうえで結婚するというのが当然の運びとなります。日本でも同じだとは思いますが、より家族を大切にするという分その重みは違うように感じます。
つまり、家族に認めてもらわなければ結婚はできないということです。もし認められない場合には今の恋人とは別れなければならないということです。実際、別れさせられるといった方が正しいかもしれません。
実は、私の彼女は日本人と付き合うことを母親に反対されていたそうで、それが理由で付き合う以前、私と連絡を取らなかった時期がありました。
そこで、この問題を解決する方法が子供を授かるということになります。
解決する方法というにはすこしおおちゃくな表現になってしましましたが、子供を授かったことで結婚することができたというカップルがたくさんいます。あくまで彼女の友達の話ですが、たくさんいます。
ネットで調べているとあまりこのような話を見ることがなかったので、とても驚きました。授かり婚という点は日本と同じ傾向なのかなと思います。
さいごに
繰り返しになりますが、授かり婚がベトナムで流行っているかどうか確証はありません。しかし、実際に結婚に踏み切るため、親に認めてもらうために結婚する前に子供を授かることはあります。
私はしっかりと自分の両親、彼女の両親に認めてもらったうえで結婚し、それから子供が授かることができたら、それが一番の理想だと考えています。
道のりは簡単ではないと思いますが、ブログを通じて私たちの人生の歩みを応援していただけたら幸いです。
ではでは🇻🇳