こんにちは、takeです。
Chúc mừng năm mới !!
明けましておめでとうございます!!
昨日1月25日は旧暦の1月1日でした。
ベトナム語ではお正月のことをTết(テト)と呼びます。
このテト期間は多くのベトナム人は親戚と集まり、正月料理を楽しんだりお酒を飲んだりと大いに楽しみます。そのため、テト期間に仕事をする人は少なく街中のお店も閉まっているといったことがよくあるそうです。
彼女曰く、「テトのときは、みんな集まって、お話して、おいしい料理食べて、お金貰って、遊んで、寝るだけです。」とのことでした(笑)。
ベトナム旅行に行く際もテト期間は閑散としているため、観光目的ならば避けた方がいいといいますね。
本記事では、そんなベトナム人大好きなテトについて、私目線のお話をいくつかしたいと思います。
新年のご挨拶
まずは彼女のご両親への新年の挨拶についてお話します。
私と彼女は現在日本在住です。現在というかベトナムへの移住の予定は今のところありません。ということで、新年の挨拶はFacebookのテレビ電話にて行いました。電話先には両親の他に彼女の弟もおり、義弟とも少し話しました。
私が話せることは「Chúc mừng năm mới (明けましておめでとうございます)」ぐらいなものですので、大した話はできません。主に彼女が会話をして時々何を言っているかを私に教えたり、彼女に吹き込まれたベトナム語を復唱しながら会話にも参加したりしました。
会話の内容はほとんど分からないわけですが、ベトナムの文化を感じる一面もありました。
会話の内容は他愛もない話がほとんどなのですが、新年の挨拶のあとにはお義父さんから今年一年の抱負のようなお話を聞きました(内容は私は一部しかわかっていません)。
彼女はお義父さんが話していることに対し何度も「Dạ(はい)」という返事をしていました。ざっくりとした内容は、「今年一年健康に過ごし、仕事を頑張り幸せにしなさい」ということです。
現在の日本ではあまりこういったかしこまった内容の話をすることは少ないのではないでしょうか。一昔前の日本であれば一家の長である父親から今年一年の抱負を家族に改まってお話をすることもあったでしょう。
しかし、現代の日本ではあまりないと思います。彼女の実家が田舎だからというのもあると思いますが、改まった話を聞くというのは新鮮でした。
お年玉
日本人の子供たちのお正月の楽しみの一つにはお年玉がありますね。
このお年玉というのはベトナムにも同様にあるようです。
昨日、電話をしたとき義弟は手にお金を握りしめて、私たちにとても自慢してきました。その様子はとてもかわいらしく、喜び方も日本人の子供とは違い心の底から嬉しさが溢れだしていました。
そしてベトナムにおいて、お年玉における大切なことがあります。それは子から親へのお年玉です。
彼女から聞く話によると働きに出ている子はお正月には両親にお金を送るそうです。彼女の弟の一人は日本で仕事をしているのですが、お正月にはいくらかお金を送っていると聞きました。
では私いくら義両親にお金を送ったかというと、、、
送ってません。
その理由の一つとして、単純にその風習を忘れていたことがあります。日頃からベトナム文化については勉強しているので、お正月にお金を送るといったことは知っていました。しかしながら、そのことを自分に置き換えて考えていなかったのです。
そのことについて彼女に質問してみました。すると、「まだ私たちは結婚してないからセーフですよ」と意外な回答を頂きました。
私が日本人でかつ日本在住ということで、セーフだったのでしょうか。このお年玉に関しては、自分自身忘れていたことに内心ヒヤッとしましたね(汗)。
来年は忘れずにしっかりと準備したいと思います。
技能実習生たちのテト
私の会社では多くのベトナム人技能実習生が働いています。そんな彼らの様子も少し紹介していきます。
ベトナムではテト期間は仕事や学校などはお休みとなりますが、日本に住んでいる彼らにテト休みはありません。そのため、お正月だからと言って帰省する人は基本的にいません。
そんな彼らはテトに何をしているのか。
その答えはパーティです。ベトナムに住んでいようと、日本に住んでいようと関係ありません。彼らが住んでいるアパートの一室を飾り付け、みんなで集まり料理にお酒にたくさんです。
こちらは部屋の一角の飾り付けの写真です。
とてもきれいですね。お花やフルーツそしてビールなどなど盛りつけられています。
Facebookのライブ配信では食事をしていたり、ダンスをしたり、カラオケをしたりとお正月を楽しむ様子を見ることができました。
さいごに
今年のテトは彼女と何をしたかというと、義両親と電話をしたぐらいで、彼女は少し寂しい様子でした。でも夕食は焼肉を食べに行きましたよ(笑)。
来年のテトはもっと楽しめるよう考えて、迎えたいと思います。
また、いつか彼女の実家でもお正月を過ごせたらなとも考えています。
ではでは 🇻🇳