ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

日本に住むベトナム人家族の子供の言葉

こんにちは、takeです。

 

先日、大阪に訪れたときに感じたことで、今回はベトナム人家族の子供が話す言語について取り上げます。

前回は子供の育ちについて記事を書きました。

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今回も注目するのは3歳の純ベトナム人の子供についてです。

 

ちなみに私のハーフの息子は99%日本語でしか話しません。

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日越ハーフの子供でも必ず両方の言語を話すわけではないんですね。

どちらの言葉を話すかは家庭内言語や両親からの話しかけ方や生活環境に大きく依存されます。

では日本在住の純ベトナム人の子供となるとどんな言語を話すのでしょうか。

 

日本で生活しているベトナム人の子供

先日の記事で紹介したベトナム人家族の子供は3歳児で2人いたのですが、話す言語には大きな違いがありました。

 

まず1人目のCくんはベトナム語しか話しません。

現在、Cくんは保育園に通っている状況ですが、このベトナム人が多くいる環境ではベトナム語しか発しておりませんでした。

一方2人目のAくんはというと発する言語が日本語だったのです。

私と遊んでいるときはもちろん日本語で、かつ独り言で何か発しているときも出てくる言葉は日本語でした。

Aくんも現在保育園に通っている状況でして、そのためか日本語で会話をする機会が多くなり日本語を発することが当たり前になっているようでした。

当然Aくんのパパ、ママはベトナム人なので家庭内言語はベトナム語ですが、Aくんの中ではかなり日本語が浸透している様子でした。

 

この二人の違いには正直驚きました。

日本在住のベトナム人家族の子供は家庭内はベトナム語、保育園等の日本人の環境では日本語と、自然と言語の使い分けをするものだと思ってましたが、Aくんの第一言語が日本語よりのような雰囲気だったのにはとても驚きました。

実際一緒に遊んでいるとき私とは日本語で会話もしていましたので、家庭外の日本生活でも問題なく言語習得ができるのではと思いました。

逆にCくんは保育園に通っているけど、日本語の習得はあまりできていないようです。

まだ3歳児というところですので、これから徐々に日本語も習得していくと思われますが、この二人の違いは興味深かったです。

 

ハーフの子供の言語

ハーフの子供と言えば私の息子が該当しますが、息子については上記記事でも話したように99%日本語で会話をします。

まだ2歳ということもあってか聞く力はあり、妻の話すベトナム語を復唱のはとても上手です。

でも家庭内、幼稚園ともに日本語中心の生活となっており、現状息子は日本語を聞いて理解すること、また日本語しか話すことはしません。

 

ではこの場にいたもう一人のハーフの3歳児女の子はどうなのでしょうか。

話を聞いていると、この女の子Yちゃんは日本語を話すときもあればベトナム語を話すときもあるようです。

Yちゃんは日本生まれでこれまでの大半を日本で生活をしていますが、2歳のころ一時期4か月ほどベトナムで生活していた時がありました。

そのときはYちゃんとベトナム人の母親の二人でベトナム実家で生活しており、その期間は100%ベトナム語での生活をしていました。

またYちゃんのママは普段からYちゃんに対してベトナム語で話しかけているので、日本で生活しているときでも日本語とベトナム語を聞いて生活をしてきました。

その結果、日本語が第一言語ではありますが、多少のベトナム語を理解し話すことができるようです。

そんなYちゃんの姿を見ると言語習得には環境づくりが大切なんだなと思い知らされます。

また、ベトナムで生活していた4か月という期間ではベトナム語が第一言語となっていたそうで、パパと電話するとき以外はベトナム語しか話さなかったそうです。

Yちゃんに関してはベトナムにいるときにも私は会っており、日本で会ったYちゃんとベトナムで会ったYちゃんとでは話す言語に違いがあったので、それもまた面白いなと感じています。

 

さいごに

言語習得は大人よりも子供の方が優位とされており、その理由は聞く力の違いだそうです。

簡単な例えを挙げると日本人にとって「L」と「R」の音の違いを聞き分けるのは難しいですよね。

それは日本語に存在する音に表すと「LA」も「RA」もどちらも「ら」となります。

でも英語やベトナム語では「L」と「R」区別されますし、それが当たり前です。

ですが、幼い子供の耳というのはその「L」と「R」の違いを容易に聞き分ける力があります。

そのため、最近の世の中では英語教育を0歳のときから始めましょうといった動きがあるわけですね。

ショッピングモールに行くとお子さんに英語今からレッスン始めませんかとよく話しかけられるものです。

でもその時私が思うことは息子には「英語よりベトナムを覚えて欲しい」です。

優先順位は日本語>ベトナム語>英語です。

将来のビジネス的なことを考えれば英語の方が役に立つことは言うまでもありません。

でもやっぱりベトナム語が話せた方が意味があるのではと考えています。

いづれにせよ英語は学校で最低限学ぶわけで、それも真面目にやれば日常会話くらいはできるようになります。

しかし、ベトナム語は声調言語のため習得難易度も高く、それこそ今からやらないと手遅れになってしまいます。

 

今後、息子をバイリンガルとして育てられるか、今のところは雲行き怪しです、、、。

 

ではでは

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