ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

ベトナムの会社の飲み会

こんにちは、takeです。

 

ベトナム現地での食事について投稿を続けております。

旅行のガイドブックなどでは見かけることがない内容なので、ベトナムローカルの暮らしを知るという観点では面白いかなと思いながら書いています。

ベトナムに在住している方や住んだことのある方からすると、「そうそう、これこれ」といった風に共感いただけるのではないでしょうか。

 

さて今回はベトナムでの会社の飲み会事情を話したいと思います。

 

飲み会の開催頻度

飲み会のタイミングは日本と同じような感覚で開催されるイメージです。

実際に私の会社であった飲み会のタイミングをピックアップしてみます。

・歓迎会  私がベトナムに赴任したとき

・年末の忘年会

・送別会  私が帰任したとき

その他個別で食事に行ったこともありますが、会社の従業員総出でというのは、この3回ほどでした。

 

日本と同じような頻度と伝えましたが、昨今の日本の会社では若者の会社の飲み会への興味が薄いため、会社側も誘いづらい空気感が強く日本での飲み会の開催頻度は一昔前と比べれば減少傾向にあるのではと思います。

まだ私が新卒の頃(8年前)であれば飲みニケーションなんて言葉もありましたが、令和時代の現在はそんなコミュニケーションのあり方は減っていますよね。

 

一方のベトナムはというと、そもそもが若い人が多いということもありますが、20代、30代の従業員は活気があって、飲み会となれば大いに飲んで食べて騒ぐという元気さ楽しさを持ち合わせています。

ベトナム人の気質も相まって会社の飲み会もとても盛り上がります。

 

飲み会料理の定番

日本の飲み会というと、揚げ物や焼き鳥、刺身に枝豆、卵焼きなどなど、一品料理をつまみにお酒を飲むなんてことが多いかなと思います。

ではベトナムはどんな料理を食べるのでしょうか。

その答えはズバリ、鍋料理です。

私が赴任中にあった飲み会ですが、3回中3回とも鍋料理を頂きました。

 

お店の一つを紹介します。

タンロン工業団地1の近くにあるLau Thai Restaurantというレストランです。

食事した鍋料理というのがこちら。

鶏肉や豚肉その上に唐辛子が載っていますね。

野菜には空心菜がたくさんで、つけダレは何か見たことがない色をしています。

さらに別皿で唐辛子とライムが準備されているのはベトナムの定番ですね。

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こういった食事がベトナム料理として取り上げられることは見たことがありません。

ですが、これもベトナムの料理の一つと言えると思います。

日本人がイメージする鍋とは雰囲気が何だか違いますよね。

個人的な味の感想は可もなく不可もなくといったところでしょうか。

日本人の私が想像するいつもの鍋の味と比べると、日本の鍋の方が圧倒的に好きですので、このような表現になりました。

つけダレも癖があったりするので、安心して食べられないというのもありますね(笑)。

 

では別の飲み会の食事の様子です。

こちらは鍋の他に揚げ物やスープも出ていますね。

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ただ揚げ物でもレモングラスが使われており、日本人がイメージする唐揚げとは一風違うことが多いです。

あとこの唐揚げは鶏もも肉ではなくて、鶏脚(チャンガー)肉です。

一品料理においても日本とは一味違うんですよね。

 

また別の飲み会での食事の風景です。

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こちらの注目ポイントはお肉の種類です。

牛肉ではありますが、牛のお肉ではなくなんと水牛のお肉なんだとか。

ベトナム語で言い分けるとこのお肉は「thịt bò(牛肉)」ではなく「thịt trâu(水牛肉)」となります。

お肉の部位にもよると思いますが、このとき感じたのは普通の牛肉より固くお肉の主張が強かったです。

そのため食べ応えはあってこれが水牛のお肉なんだぁと思いながら食べた記憶が残ってます。

 

3回分の飲み会料理を紹介しましたが、メイン料理はいずれも鍋だったのです。

 

みんな大好き挨拶の乾杯

日本にはお酌という文化がありますが、ベトナムにも似た文化があります。

お酌も今の日本の飲み会ではあまり見られないかもしれませんが、、、。

 

ベトナムでは焼酎をおちょこに酌んで「モッ、ハイ、バー」の掛け声の後に一気飲みそして、握手するというような日本で言うお酌のような行為があります。

「モッ、ハイ、バー」については下記記事で紹介しています。

www.camonvietnam.work

 

お酌という意味では従業員が社長や上司のところに行って、焼酎も持って行き乾杯をしてお酒を飲むということがなされます。

ベトナムの焼酎とおちょこは下の写真です。

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飲み会の席となると、必ずこの焼酎がテーブルの中央に鎮座しており、乾杯をするとなるとそこからおちょこに酌んで乾杯の儀式が始まります。

お酌という意味以外でもこの焼酎での乾杯は至る所で従業員同士でやっていました。

 

ちなみに私はお酒が非常に弱いので、この焼酎での乾杯はできませんでした。

ビールは一杯まで、他にはカルピスサワーのようなジュースみたいなお酒や好きなお酒は梅酒の水割りくらいなものですので、度数の高い焼酎はNGです。

この乾杯の儀式?は飲みつぶれるまでエンドレスという噂ですので、駐在員の方はどこまで付き合うのかは適切に判断してくださいね(笑)。

 

レストランでのカラオケ

他にベトナムの飲み会あるあると言えば、カラオケです。

レストランにはカラオケの設備があり、みんなで歌います。
お酒もそうですが、わいわい騒ぐのがベトナム人は好きなんですね。

元来人間という生物は騒ぐのが好きだと思うのですが、年齢を重ねるにつれて節度を守り、生物的欲求を抑えて日々を過ごしていると思います。(大げさな言い方ですが、、)

特に日本人は思う存分にわいわい騒ぐなんてのは大学生くらいまでで、社会人にもなってくると節度ある楽しみ方に変わっていくのが普通だと思います。

ですが、ベトナム人は大人になろうが、騒ぐときはしっかり騒ぐ。

それも特定の人が騒ぐのではなく、みんな揃ってその賑やかな雰囲気を楽しむという社会的構図ができており、騒いでいるという表現も実際には異なり、みんなで賑やかに楽しむという雰囲気で飲み会は進んでいきます。

そんな背景もあってか、飲み会のなかでカラオケをして楽しむなんてこともベトナムでは当たり前のことです。

 

日本も旅館の宴会会場でカラオケを楽しむなんてことはありますが、街中のレストランの一室でカラオケを楽しむなんてことは見かけないですよね。

 

さいごに

私の駐在員時代に経験した飲み会についてでした。

他の駐在員の方々とベトナムの飲み会について話していると、皆さんが口をそろえて話すのがベトナムの乾杯事情ですね。

お酒の飲める方でもあの焼酎の乾杯文化は強烈で、従業員からのお酌が止まらなくて飲みつぶれたという話もよく聞きました。

まあ私はその土俵にすら立てていないので、そんな武勇伝は語ることはできませんが、、、

 

ではでは

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