ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

外国語を勉強する目的の違い(2)~ベトナム人が日本語を勉強する理由~

こんにちは、takeです。

先日の記事に続いて、外国語を勉強する目的の違いを紹介します。

ベトナム人が日本語を勉強する理由は以下のことが挙げられます。

①日本に留学をする
②日本に技能実習生として働きに行く
③学校で日本語を勉強する

これらが理由として挙げられます。

留学生や実習生は日本に来る前に日本語の勉強をしています。

私の彼女も高校卒業後、日本語を勉強し、それから日本に来ました。
彼女の場合ですが、外国語は日本語しか勉強をしたことがありません。日本であれば義務教育の範囲で英語を勉強することになりますね。しかし、ベトナムでは英語は必修の科目ではないそうです。
実際に日本に来ているベトナム人に話を聞くと、英語を勉強してきた人、勉強してこなかった人とわかれます。逆に学校の授業で日本語を学ぶことがあるそうです。
このことから考えると、ベトナムにおける日本語教育の環境は他言語に比べて注目されていると言えます。ゆえに日本に留学や仕事に来る人が多いのかもしれません。
ただ彼女にどうして日本に来たのか尋ねてみると、「桜がきれいで見たかったから」と言われたことがあります。確かに日本と言えば桜というのは言われれば納得できますが、日本に留学する一番の理由に挙げられたので驚きました。

ベトナム人にとって日本語を学ぶということは、日本人が英語を学ぶという位置付けに近いです。そもそも日本人がベトナム語を学ぶというのとは全然理由が違うということですね。

ここからは私が思う留学の目的について書いていきます。主に日本とベトナムとこんな風に違うと思ったことについて。
日本で留学と言えば英語圏が多いと思います。アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスなどなど。語学留学で行くことが多いでしょう。私の友達でも一か月程度の短期留学や一年ほどの長期的な留学をしていた人もいました。しかし彼女のように2年を超える留学はなかなか聞くことはありません。日本に来ているベトナム人の多くは1年以上、2年、3年と日本に滞在する人が多いように感じます。この点において日本人の留学とは違うと思います。実際、日本には語学留学だけでなく、働くために来ているとも感じることも多いです。ベトナムと日本では賃金の格差が大きいので働きにくるというのも納得がいきます。また、留学にはお金がかかりますが、ベトナム人の多くは日本に来る前に借金をしてくることもあります。その返済のためにも一生懸働かないといけません。こんな話を聞くと留学するのも簡単なことではないなと痛感します。