ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

あまりに多いベトナム人の兄弟姉妹問題

こんにちは、takeです。

 

8月のベトナム旅行に向けて準備を進めております。

今している準備とは、ベトナムで何をしようか計画することなのですが、初めての海外旅行でかつ旅行会社のツアーを利用しないので、1から10まで全部自分たちで決めないといけません。まあ旅行計画は好きなので時間を作っては何をするか考えています。

今回のベトナム旅行の行き先はハノイということなのですが、彼女もほとんど訪れたことのない街でして、分からないことが多いというのが現実です。

そこで彼女のお兄さんがハノイに住んでいるということで助けてもらうことになっています。このことに関してはありがたいことなのですが、そのお兄さんに関連して彼女の家族(親戚)事情について話したいと思います。

 

今に始まった話ではないのですが、彼女にはたくさん兄弟姉妹がいます。これはベトナム人ならではの考え方によるものなのですが、彼女は決まって「お兄さん、お姉さん」と表現をします。

ではその実態を紹介していきます。

 

彼女の兄弟姉妹

兄弟というと通常は自分と同じ親から生まれた子供を指すと思います。

私の場合ですと、兄と姉がいます。

彼女の場合ですと、弟が3人います。

いわゆる二親等に当たる兄弟ですね。お兄さん、お姉さん、もしくは弟、妹と呼ぶのはこの範囲内ですね。

 

しかし、彼女が表現するお兄さん、お姉さんはこの範囲を超えていきます。親の兄弟の子供、つまりいとこについてもお兄さん、お姉さんと呼んでいます。

私の場合、いとこを呼ぶときには「○○兄さん」、「○○姉さん」と呼ぶことはありますが、友達にいとこの話をする時は「お兄さん」とは呼ばずに「いとこ」と表現します。みなさんも「兄弟」の話なのか「いとこ」の話なのかは区別をつけますよね。

 

最初の頃、彼女の兄弟姉妹は何人いるんだよと思っていました。話をする度にお兄さんもお姉さんもどんとん増えていくので、混乱しましたよ(笑)。

 

「お兄さん」、「お姉さん」と呼ぶ理由

明確な理由があるわけではありませんが、おおよそ次の2点が理由だと思います。

①呼称が「anh」「chị」「em」

②親密な間柄

 

①ここで言う「anh」「chị」「em」とは英語にすると全て「you」と同義です。しかしながら、自分と相手との関係性によって使い分けなければならないので少しややこしいです。

詳しい説明は今後記事にしていきますね。

とりあえずは簡単に説明をします。

使い分け例

anh:相手が自分より年上の男性の場合

chị :相手が自分より年上の女性の場合

em:相手が自分より年下の場合(男女共通)

 

基本はこの使い方で大丈夫です。

このことを兄弟姉妹に当てはめると

anh=お兄さん、chị =お姉さん、em=弟妹

になります。

 

もちろん「anh」「chị」「em」はいとこに対しても使われますので、日本語になおした時「お兄さん」「お姉さん」と呼ぶことに繋がっているのではと思います。

 

②主に田舎においてありうる話です。

彼女の祖父母の家を中心に彼女の親戚は家を持っています。つまり彼女の実家のご近所さんは親戚で構成されているということです。

ですので、必然的に親戚同士の関係もより濃いものとなっており、いとこ同士も兄弟のような関係性が築かれています。

 

昨年末に彼女の弟と従兄に会う機会がありました。彼女と彼らは本当に仲良しで親戚同士というよりは家族そのものでしたね。

 

親戚の範囲

みなさんは親戚をどこまで把握していますか?

両親、兄弟姉妹、叔父叔母、従兄弟姉妹、祖父母あたりまでですかね。大叔父叔母あたりになると、お正月に何度か見た覚えがある程度です。

ましてや大叔父叔母の孫にあたる「はとこ」の存在は皆無です。

 

ところが今回の旅行のお手伝いをしてもらっている人は彼女のはとこなのです。

 

個人的にははとこまで離れていると親戚というより赤の他人のイメージです。実際、私は全く知りませんので、、、。

 

さいごに

よくベトナム人と結婚すると親戚がとてつもなく増えると言われますが、確かに増えると思います。親戚同士の関係性が強いので、結婚するにあたって数多くのパートナーの親戚の話すことになるでしょう。

しかしながら、現代の日本ではあまりない風習なのでその関係性の強さには驚くことが多いです。彼女にはよくtakeの家族は冷たいと言われますが、私からするとベトナムの家族は温かすぎるといったところですね(笑)。

 

ではでは🇻🇳