ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

新年の挨拶回り

こんにちは、takeです。

 

ベトナムの旧正月の話の続きをしていきます。

先日は年明けの瞬間という記事を書きました。

 

www.camonvietnam.work

 

今回は年明けの瞬間を過ごして、そのあくる日のお話です。

 

新年の朝

今年の旧正月の元日はとても天気が良かったです。

ハノイを含めクアンビンでもこの時期(1月、2月)はどんよりとした空模様であるのが日常で、青空が見られる日は稀です。

ですが、この日の朝はカラッと晴れて温かく新年を気持ちよく迎えるには最高の天気となりました。

 

新年ということで妻や義弟も新しい服を着て気分もアゲアゲです。

私の息子はというと、初めて買ったアオザイを装います。


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うーん、かっこいい!!

と思うのは親ばかでしょう(笑)。

袖が長くて手が出ていませんね。

まさにáo dài(服が長い)です。

 

新年の挨拶回り

まず新年の朝にしたことは親戚への挨拶周りです。

パッと身支度を済ませたら、家族みんなで出掛けます。

妻の親戚は徒歩圏内で何件もありまして、移動は歩きでした。

 

一つ目の親戚の家に着きますとそこは子供がたくさんいまして賑やかでしたね。

招かれるがままに玄関先に上がりまして、ちょっとした団らんの時間です。

お菓子やジュース、お酒などがふるまわれます。

地べたにござを広げてみんなで座る、下の写真みたいな雰囲気です。


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そしてここでは大人から子供へお年玉(li xi)をあげます。

お年玉は日本と同じ文化ですね。

少し違うのは図々しくお年玉をねだってくるところかと思います(笑)。

ベトナムのお年玉li xiのことは知っていましたが、まさか「Cho em li xi(お年玉ちょうだい)」とおねだりされるとは思わず驚きました。

実際、私に直接おねだりする子供もいましたが、私はお金を持っていないので、「Không có tiền(お金ありません) 」と答えるしかありません(笑)。

お年玉に関しては妻に任せてましたので、基本的に私が直接手渡すことはありませんでした。

 

そんな感じで一件目の挨拶を終えると、次なる親戚の家に向かいます。

二件目は時間もお昼時になっていたので、こちらではしっかりご飯をいただきました。

先ほどとは変わって私と同年代もしくは両親、祖母世代の親戚が多く集まっており、酒にタバコにといった大人の時間になりました。

私はお酒もタバコもなしで、加えてベトナム語が分からないので、端っこで雰囲気だけ感じながらご飯を食べます。

 

この後は妻の家に戻りましたが、家に着くやいなや別の親戚が家に訪問してきます。

訪問してきた際には、今度は妻の家がお菓子や飲み物を振る舞い、団らんの時間を過ごします。

漬物、キムチ、緑の葉っぱにくるまれた中にはハムのようなソーセージのような唐辛子入りのお肉でした。(写真がありませんでした、、。)

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テトの初日はこんな形で主に親戚と新年の挨拶をしては飲んだり食べたりといった時間を過ごすようでした。

こちらから訪問したり、逆に親戚を招いたりとどちらもします。

どこか1ヶ所に集まるという訳ではなく、それぞれの家に集まるというのがベトナムならではなのかなと感じました。

各々の家が近いからこそできることだと思いますが、わざわざお互いの家に訪問するというのは何か意味があるのかもしれません。

 

テトの生活

元日は親戚の家に訪問もしくは自宅に招きました。

二日目以降はというと、ご近所さんや友達、高校や中学時代の旧友と集まります。

私は妻にずっとついて行きましたが、いろいろなところに顔を出したのでもはや記憶は曖昧です。相手方は日本人の夫ということで覚えてくれたかもしれませんが、私はほとんどが初めましてなので、残念ながら記憶にも薄くしか残っていませんね。

 

ベトナムの客間

そんなこんなでテトの期間はいろいろな家に訪問しました。

そこで感じたことはベトナムの家は玄関先が広く、さらに客間スペースとなっていることです。

客間には大きな机に大きな椅子が置かれており、どれも木彫りでアンティークな雰囲気が出ているものばかりです。

下記写真は妻の実家のものですが、他の家はもっと広い場所で机や椅子も2倍くらいの大きさのところが多かったです。
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また妻の地域ではほとんどがカトリック教徒であるため、そこにはイエスキリストがまつられた神棚が置かれています。

その神棚も立派なつくりで、日本の住居ではなかなか見ない光景だなと思いました。

 

さいごに

毎日が初めての経験の連続でした。

頭の中はこれもブログネタだ、あれもネタになるなんなてことばかり考えてました。

でもテトから時間が経ってしまい、少しずつ忘れていくあのときの思い、、。

 

テトの思い出はトータルで考えると辛かったことも多くあれなんですけど、それぞれを切り取ってみてみると楽しかったな、面白かったなと思うこともたくさんあります。

いいところもあれば悪いところもあるってやつです。

ネタは尽きませんので今後のブログ更新をお楽しみに。

 

ではでは

 

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