こんにちは、takeです。
ベトナム語は発音が難しい言語であることで知られています。その要因として、母音が多いことや声調があることなどが挙げられます。
母音や声調の種類については下記記事をご覧下さい。
今回紹介するのはベトナム語の発音ではなく、日本語の発音についてです。
先日、日本語「らりるれろ」の発音を彼女に訂正されました。先に言っておきますが、私の滑舌が悪いとかが原因ではないですよ(笑)。
では日本人の皆さん、一緒に「らりるれろ」の発音を勉強していきましょう(笑)。
ネックレスの発音
事の発端は彼女と電話(テレビ電話)をしている時でした。
今度、彼女がベトナムに帰る際にお父さんにプレゼントを買うといった話をしてました。何をプレゼントするかということを話していた時、彼女はあげたい物の日本語が分からなかったため、身振りで私に伝えました。手で首のまわりをぐるっと。
take「あー、ネックレスね。」
私は何を言いたいのか分かったので、それは日本語でネックレスだよと教えました。しかし、彼女はなかなか聞き取ってくれません。
何度ネックレスと言っても、彼女の口からはネックレスという音が出てきませんでした。
最後の手段で、LINEのメッセージで「ネックレス」と送りました。
そうすると私は彼女に指摘されるのです。
彼女「ネックレス(nekkulesu)じゃない。ネックレス(nekkuresu)ですよ!!」
みなさん、もうお分かりですね。
RとLの発音について指摘されたのです。
ベトナム人が学ぶ「らりるれろ」
ベトナム人は日本語の五十音をアルファベットで表して覚えるようです。ベトナム語は基本的にアルファベットを用いる言語なので当たり前ですが、それがゆえに今回のような事象が発生しました。
「あ・い・う・え・お」は「a・i・u・e・o」と表されます。
つまり「ら・り・る・れ・ろ」は「ra・ri・ru・re・ro」と表されるのは理解できますね。
日本語を学習しているベトナム人は最初はこの表記で覚えてきたに違いないでしょう。
しかし、ここで問題になってくるのが、日本人の発音です。多くの日本人は「ら・り・る・れ・ろ」を「ra・ri・ru・re・ro」と発音することもあれば「la・li・lu・le・lo」と発音することもあります。もちろん実際は使い分けているのではなく、違いが分かってないだけですね。
英語を知らない彼女
彼女にしてみればnekkulesuと発音する日本語は存在しないのです。そのために何度聞いても分からなかったのですね。
彼女の場合、英語が分かりませんので、その影響もあったとも言えます。ネックレスは英語で表記すればnecklaceです。つまり、ネックレスのレをleと発音するのは問題ないでしょう。しかし、leと発音するのは英語における話で、日本語のレはreなのです。
さいごに
日本語の発音を訂正されたのは初めての経験でしたので、1つ勉強になりました(笑)。
私が思っていた日本語の難しいところは、例えば「はし」が「橋」なのか「箸」なのかであったり、「あめ」が「雨」や「飴」などのイントネーションの違いです。
今回の発音問題は完全に予想できてなかったですね。
RとLきちんと使い分けできるように頑張ります。
いややっぱり、日本語は「ら=ra=la」だと思うので、これからもあやふやに発音します(笑)。
ではでは🇻🇳