こんにちは、takeです。
まもなくテト(旧正月)ですね。
今年は2月12日が旧暦の1月1日となっています。
ベトナムでは新暦の1月1日よりも旧暦の1月1日の方が重視されています。
そのため、お正月休暇というのは新暦の年末年始ではなく、ちょうど今頃の旧正月シーズンに設けられます。
ただ日本に住んでいると、旧正月というのは特別な日ではなく、ごく普通の平日として扱われますね。
そのため、日本在住のベトナム人はせめて旧暦の1月1日、今年でいう2月12日は仕事を休んでお正月気分を味わいたいと考えるのです。
私の会社で働くベトナム人技能実習生はというと、毎年旧暦の1月1日は有給休暇を取得し会社を休む人がほとんどです。
日本の街中はお正月ムードではないので、自宅でパーティをしたり、テレビ電話をして家族と話をしてお正月気分を味わうというのが多いです。
妻のアルバイト先
私の会社は休暇を取る事に対して厳しくないので、テトということで、ベトナム人が一斉に休みを取るとこに対してもとやかく言ったりはしません。
まあ、有給休暇を取得することは労働者の権利であることと、業務にも特別支障が出るわけではないので、許されているといった感じです。
ところ変わって妻のアルバイト先はというと、工場内の従業員(50名ほど)が全てベトナム人となっております。
そのためベトナム人がみなテトということで仕事を休んでしまうと、仕事が回らなくなるという事態にいたってしまいます。
また従業員の多くはアルバイトという雇用形態です。
ベトナム人を管理するリーダー
妻のバイト先にはアルバイトの他に技能実習生も在籍しています。
しかし、アルバイトが大半を占めているという状況があり、会社としてはアルバイトだからと言って一斉に全員が休んでもらっては困ってしまいます。
そこでベトナム人を管理しているリーダー(ベトナム人)はアルバイターに対して声を掛けました。
リーダー「もしお正月2月12日の仕事を休んだら、アルバイトを辞めて下さい。」
こう伝えたそうです。
アルバイター、つまり妻に対してもこの発言をしたわけですが、脅すことで出勤させようとするとはもう少し大人な発言ができないものかと思います。
アルバイターはみなお金を稼ぐために、働きに来ています。そのため、仕事が首になると言われれば仕事に来るしかない、そんな考えに至り出勤することになるのかなと思います。
でもこの言い方はどうなのでしょうか。
もしアルバイターが全員2/12仕事に来なかったとします。
リーダーの言う通りになれば、その日以降も仕事に来れなくなります。つまり、仕事が回らなくなるのは、2/12だけでなく、それ以降ずっと困ることになるわけです。
管理する側とすれば、それこそ本当に困った状況になるはずです。
まず伝えなければならないことは、みんなが一斉に休むと仕事が回らなくなり困ってしまうということ。そのため、出勤することに協力して欲しいと伝えるべきではないでしょうか。
なぜ高圧的に仕事を首にするぞと脅すのか疑問に思いました。
仮にもベトナム人従業員をまとる役として仕事を任されている人なので、それなりに賢い発言ができる人なのだと思ってましたが、非常に残念ですね。
さいごに
今回の記事タイトルではベトナム人の人事管理と表現していますが、もっとうまく人をまとめられる人はいると思います。
ここで言う「うまく」というのは誰もがストレスや違和感を感じないような伝え方ができるということです。
結果論から言えば、この伝え方でアルバイターは仕事に来るようになるので、間違った方法ではないとも言えます。
でも私からするとこんな言い方をされては気分が悪くなってしまいます。
ではでは🇻🇳