こんばんは、takeです。
今日の夕方ごろ、下記ニュースを拝見しました。
内容は愛知県の大村知事が県が設置する新型コロナウイルスワクチンの大型接種場で妊婦に向けた優先接種を始めたことを発表したということです。
妊婦の優先接種ということで、まさに私の妻が対象になります。
事の発端はご存知の方も多いと思いますが、千葉県で起きた悲しい出来事です。
コロナウイルスに感染した妊婦が自宅で出産し、早産で生まれた赤ちゃんはそのまま亡くなってしまったという内容になります。
この出来事は医療体制が十分に確保されていなかったために起きてしまったわけですが、この件をきっかけに大きく広がった知見というのが、妊婦に対するコロナウイルスの影響についてです。
日本産婦人科学会によると、妊娠後期にコロナウイルスに感染すると重症化することが多いとされており、妊娠の週数に関わらずワクチン接種をした方がリスクが低いとの見解です。
と、ここまでが直近のニュースで仕入れた情報となっています。
では、私の妻も今すぐワクチン接種をした方がいいのか、このことについて話をしていきます。
ここらのニュースが出てくるまでは、もともと妻のワクチン接種は出産後1か月ほど経って、体調が落ち着いてからにしようかと妻と話しておりました。
なのですが、ここにきて「週数に関わらずワクチン接種をすることをお勧めします。」と発表されたのです。
ただこの週数に関わらずということに関して少し疑問があります。
ワクチン接種でまず気にしなければならないこととして副反応についてです。
極稀に起きるアナフィラキシーショックであったり、まだ新しいワクチンということで未知の症状が起きる可能性があることはここでは省いて考えます。
コロナウイルスワクチンの副反応には、高熱、頭痛、筋肉痛といった症状がでることがあるということが分かっています。
高熱に関しては39度を超えることも珍しくなく、多くは1日か2日で治まるそうですね。
ではこの副反応が出産するタイミング発症していたらどうしようか、一番最初に考えた懸念事項でした。
出産というのは、はっきり言っていつ始まるか分かりません。
正規産と呼ばれる妊娠37週から41週が生まれる時期と考えると、できればこの期間には副反応が出るようなことは避けたい、つまりこの時期のワクチン接種は避けたいなと思っています。
二つ目の懸念事項はワクチンの有効性についてです。
下記の厚生労働省が発表している内容を引用します。
ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染することはありますか。｜新型コロナワクチンQ&A｜厚生労働省
ワクチン接種から免疫がつくまでには1～2週間かかるとのことです。
つまり、妊娠中のコロナウイルス感染を予防するという観点でいくと、37週や38週でワクチン接種をしても妊娠中の予防には繋がらないというわけです。
もちろん予防の意味は妊娠中のみならず、産後にも必要なことなので無駄ではありませんが、出産のタイミングでワクチン接種をする（副反応の可能性がある）のは気が引けます。
また有効性に関連する内容として、ワクチンの二回接種についても気になっています。
コロナウイルスワクチンは種類によりますが、一回目の接種後3週間ないしは4週間後に二回目を接種することで有効率が上がるとされています。
つまり、一回目の接種を終えたとして二回目のタイミングが出産直後になることも考えられます。
二回目の接種に関して必ず３週間、4週間後でなければならないというわけではありませんが（体調不良等で2回目の接種タイミングが変わることはある）、早めにワクチン接種を受ける必要があります。
モデルナ性のワクチンでは、二回目の接種は4～6週間後までが接種の目安とされています。
つまり、出産日が二回目の接種日とすると、産後2週間以内にはワクチン接種をしなければならないのです。
ですが、産後2週間の母体は産褥期と呼ばれ、体調を回復している段階なので、そこでワクチン接種をするのも怖さを感じます。
通常であれば6週間くらいは気を付けて生活しますし、特に産後に２週間は安静に暮らすことが普通みたいです。
さいごに
念のために言っておきますが、ワクチン接種をすることを否定しているわけではありません。
ただワクチン接種による副反応についてタイミングが悪いと母体の体力的にかなりしんどいのではないのかということを気にしており、今回のような心配事が出てきました。
現在妻妊娠34週でして、今ワクチン接種をすると２回目が正規産のタイミングになります。
実際に接種するどうかは産科医と相談して決めたいと思います。
ではでは
