こんにちは、takeです。
先日の記事でB型肝炎について取り上げました。
記事ではB型肝炎とはというところから、実際に妻が過去にB型肝炎に感染していたことが分かり、いわゆるB型肝炎キャリアであるといった話をしました。
B型肝炎のやらしいところは、ウイルス自体を完全に体内から排除することができないということてす。
妻の場合、現在は抗体によりウイルスは抑え込まれており、今の健康状態に問題はありません。ただし、免疫抑制剤のような薬を投与すると、ウイルスを抑える力が弱まり、ウイルスが再活性し肝炎を引き起こす可能性がある状態です。
B型肝炎のキャリアであることが分かってから、一度市民病院を受診し肝臓の専門医に相談することを勧められたため、つい先日病院に行ってきました。
そこで聞いた話というのが、以前予防接種センターで聞いた話とかなり異なっていたので、その内容についてまとめていきたいと思います。
予防接種センターの見解
まず最初に血液検査を行いB型肝炎キャリアであることが明らかになった予防接種センターでの話についてです。
予防接種センターでは前回の記事でまとめた内容の他に今後の治療方針について提案を頂きました。
今後、肝臓に異常が出やすい(B型肝炎非キャリアと比べて)ので、一年に一回は血液検査をして経過観察をしましょう。
また一度専門医に相談し、肝臓の状態を確認(エコー等で)してください。
市民病院の見解
市民病院では消化器内科を受診し、その中でも肝臓における専門医から診察を受けました。
医師によると、血液検査の結果より過去にB型肝炎に感染していたことが分かっていて、今は抗体により抑え込まれており、人に感染させる状態ではないことは同様に説明してもらいました。
そして今後の方針としては、特になしとのことでした。
血液検査をすることやさらにエコーによる検査等は全くなく、現在症状がなければ大きな問題はないとのことでした。
正直この見解には拍子抜けまして、予防接種センターではかなり大事かのような言いぶりだったのに対し、市民病院は昔B型肝炎になって今は治ってる(おさまってる)から大丈夫ですとの回答。
医師曰く、日本でも感染者は10人に1人くらいいるとされてて、仮にB型肝炎由来の肝炎が大問題だとしたら、肝炎原因で亡くなる人がたくさんいるはず。
加齢にともなって再発がしやすくなるという話は、実際のところ研究が進んでいなくまだ分かっていない状況です。
ネット情報
日本肝臓学会の情報によると、B型肝炎は日本では100人に1人の割合で感染していると推定されている。
【B型肝炎】B型肝炎、どのような病気?|肝臓の病気|市民のみなさま|一般社団法人 日本肝臓学会
B型肝炎に感染して人のうち、ほとんどは自覚症状のない無症状キャリアで、10~20%慢性肝炎へ移行、さらに長期化すると肝硬変や肝がんへ進行する危険性がある。
B型肝炎ウイルスに持続感染しています。現在症状はありませんが、必ず肝炎などを発症するのでしょうか? | B型肝炎訴訟・給付金請求ならアディーレ法律事務所
セカンドオピニオンを聞いて
B型肝炎については予防接種センターで2人の医師、市民病院で1人の専門医、あと息子の通う小児科医などいろいろな医者からの見解を聞きました。
結論から言うと、医者の言うことにはそこそこばらつきがありました。
このことから想像するにB型肝炎についての治療方針というのはあまり明確なものがなく、まだ未解明な要素が多いと言えます。
ただ安全策を考えれば、定期的な血液検査によって経過観察をすることが望ましいのかなと考えています。
会社員であれば、年に一回の健康診断は義務付けられていますし、そうでなくとも健康体の人でも年に一回は健康診断を受けて、身体を見てもらうことがいいと思います。
さいごに
医者によって考え方がかなり違うことには驚きました。
各々の医者が言うことが正しい、間違っていると断言することは難しいく、いろいろな意見を聞いて、納得した上で治療や経過観察の方針を決めるのが一番かなと思いました。
ではでは🇻🇳
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