ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

ベトナム駐在に向けての予防接種

こんにちは、takeです。

 

今年の7月にベトナムへの駐在が決まりまして、少しずつ準備を進めております。

 

なかでもいち早く始めたのが、というか始めなければならないのが予防接種です。

 

今、予防接種と聞くとコロナウイルのワクチン接種を思い浮かべやすいかと思いますが、ここでいう予防接種はベトナムへ行くにあたり推奨される予防接種についてです。

 

以前、ベトナム旅行に行くにあたりどのような予防接種をしたのかについて記事を書きました。

 

www.camonvietnam.work

 

今回は旅行ではなく、私のように駐在等、長期滞在者向けに推奨される予防接種を紹介したいと思います。

f:id:camonvietnam:20220312222448j:plain



推奨予防接種

上記記事と重複する内容もありますが、改めてまとめていきます

※値段は一例です。医療機関によって値段が異なります。

 

追加接種

・三種混合 4500円

・日本脳炎 6700円

新規予防接種

・A型肝炎 7700円

・B型肝炎 5500円

・腸チフス 10000円

・狂犬病 11000円

血液検査により抗体が不十分であると判明した場合、追加接種

・おたふくかぜ 6000円

・水ぼうそう 7500円

・風疹 6000円

・麻疹 6000円

 

以上が推奨される予防接種です。

 

多いですね。

私も初めて調べたときは驚きました。

 

ここで紹介してる内容は私が予防接種を受けている病院で聞いたことをまとめています。

予防接種を受けるにあたり病院を受診すると、まず行先や期間等を質問され、行先や目的によってどの予防接種をしていくかを医師と相談して決めていきます。

詳しくは医師と相談することが大切ですが、予備知識として本記事を参考にしていただくといいかと思います。

 

ベトナムのように途上国へ行く場合は、推奨される予防接種の種類も多く戸惑うことも多いかと思います。

正しい知識を得て、なぜこの予防接種が必要なのかを考えることは大切でしょう。

 

では各予防接種について、少し掘り下げていきます。

 

三種混合・日本脳炎

追加接種というくくりでまとめました。

この二つは日本において、子供の定期予防接種に組み込まれています。

子供の時に洩れなく予防接種を行っている場合、追加接種(一回)をすることで、さらに10年間抗体の効力が持続します。

日本に限らず世界的にも基礎免疫として持っておくべきものなので追加接種をします。

 

A型肝炎

生水や生野菜など食品を介して感染をします。

衛生面の劣る地域では感染の危険性があり、ベトナムも対象地域です。

三回の接種をすることで約10年間有効とされています。

 

B型肝炎

血液や体液を介して感染をします。

ベトナムではB型肝炎のキャリアが比較的多いです。

長期滞在者は現地の人との接する機会が多くなるので、接種が推奨されています。

最近では日本においても乳幼児における定期予防接種に追加されています。

また感染リスクの高い医療従事者も予防接種を受けています。

三回の接種をすることで免疫がつくとされています。

 

腸チフス

水や食物から感染します。

途上国でありがちな感染症でベトナムも対象国です。

一回の予防接種で免疫がつくとされています。

 

狂犬病

狂犬病に感染した哺乳動物と接触(噛む、なめる等)があった際に感染する。

発病すると致死率100%という感染症です。

日本では狂犬病の動物がいないため安心ですが、海外では狂犬病になるリスクがあり、ベトナムにおいても同様です。

予防接種は基礎免疫獲得のため三回の接種ががあります。

 

狂犬病は感染タイミングが明確なため、接触後すぐに予防接種をすることで発病を防ぐことができます。そのため、先進国や都市部で生活する場合は事前に予防接種をせず、事後接種四回で発病が予防されます。

基礎免疫を持っている場合においても事後に最低二回の接種が必要です。

 

抗体が不十分な場合の追加接種

抗体が十分であるか不十分であるかは、抗体検査(血液検査)により分かります。

おたふくかぜ、水ぼうそう、風疹、麻疹は日本で生活していても必要な予防接種で、子供のときの定期予防接種にも組み込まれています。

しかし、抗体は時間とともに弱まることがあり、予防接種をしていても効力がなくなっていることがあります。

その場合、追加接種をすることで抗体を身に着けていきます。

なかでも風疹は妊婦が感染すると赤ちゃんに先天性異常が出ることが分かっており、誰もが身に着けておきたい抗体だと思います。

妊活をしている方、そのパートナーは特に気を付けましょう。

 

予防接種費用まとめ

予防接種をどこまで受けるかは最終的には個人の判断に委ねられます。

それぞれの感染症の危険性や特性を理解し、医師や周りの人と相談して決めるのがいいと思います。

 

一例として私がベトナム駐在に向けて予防接種したときの費用を紹介します。

三種混合 一回 4,500円

日本脳炎 一回 7,500円

A型肝炎 三回 7,700円×3 = 23,100円

B型肝炎 三回 5,500円×3 = 16,500円

腸チフス 一回 10,000円

狂犬病 三回 11,000円×3 = 33,000円

おたふくかぜ 一回 6,000円

抗体検査(おたふく、水ぼうそう、風疹、麻疹) 5,200円

 

合計費用 105,800円

 

一例というか、推奨されるものを全て受けるとこの程度費用が掛かります。

いやぁ、高額ですね。

 

さいごに

ベトナム駐在が決まり、今回紹介した予防接種を受けてきました。

私は仕事でベトナムに行くので費用については会社負担となっています。

一部はベトナム旅行のときに自費で受けていますが。

もしこれらを全て自費でとなると、お財布には響きますね。

ただ健康、安心をお金で買うという意味で予防接種はうまく活用するべきだと思います。

 

ではでは

 

 ↓ブログ村のランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります。

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(アジア人)へ
にほんブログ村

 


国際恋愛・結婚ランキング