ベトナム人彼女との生活

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ベトナム渡航に必要な予防接種

こんにちは、takeです。

 

今回はベトナム渡航をするにあたり必要な予防接種について紹介します。

 

予防接種については以前から紹介する記事を書いています。

私の主観で予防接種の必要性についても書いてあります。 

www.camonvietnam.work

  

先日、私は3回目のA型肝炎の予防接種に行ってきました。

 

予防接種の種類にもよりますが、多くは複数回の接種をすることで抗体を作り、感染症にかからない体を作るといった流れになります。

日本人であれば出生後から大人になるまでにたくさんの予防接種を受け、有名どころの感染症にならないように対策がされているのです。これらの予防接種は基本的に無料で実施されているため、ほとんどの国民が受けていることになります。

ときどき、親が接種時期に予防接種を行わないだとか年齢によって無料の予防接種が実施されていなかったなどもあります。そういった場合ですと、実費で接種を受けることになります(自治体によって無料か有料かは異なるので、一概には言えないのが正直なところですが)。

 

今回私が接種したA型肝炎は、一般的な予防接種には含まれず、実費により受けることができます。

予防接種は保険対象外であるため、費用は高くお財布にかなり響くのが悲しいところです。

 

とは言うものの命には変えられないことです。しかし不要なものは受けずに終えたい、このように考える方がほとんどだと思います。

そういった方は私の一例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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ベトナム渡航のための予防接種

一例として私の接種したワクチンを紹介します。

 

三種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳

日本やベトナムに限らず世界中で必要な予防接種です。基礎免疫を維持しておくべきものになります。

費用:4500円

抗体の持続性:幼少期からの予防接種を正しく受けている場合、1回の追加接種によりさらに10年間有効になる

 

日本脳炎

アジア地域にて感染することがあります。日本、ベトナムどちらも対象地域なのでこちらも基礎免疫として維持しておくべきです。

費用:6500円

抗体の持続性:幼少期からの予防接種を正しく受けている場合、1回の追加接種によりこらに10年間有効となる

 

A型肝炎×3回

生水や生野菜などの食品から感染します。衛生面の劣る地域では感染の危険性があります。日本は衛生面で優れた環境であるため、一般的な予防接種には含まれていません。

費用:7800円

抗体の持続性:2回の接種により2~3年ほど有効となる。3回目の追加接種を行うとさらに10年間有効期間が増える

 

以上がベトナム渡航のために私が接種したものです。

 

ベトナム渡航目的別のその他推奨予防接種

渡航先が同じ場合でも、渡航目的や滞在期間によって推奨される予防接種は異なります。

私の一例は旅行目的の場合に必要となる予防接種となります。

 

では目的別に他に何が必要なのかを紹介します。

長期滞在、ボランティア活動、スポーツ

・B型肝炎

A型肝炎は食事や水を介するのに対して、B型肝炎は感染経路が血液や体液(汗など)を介して感染します。そのため、滞在期間が長期の場合いろいろな状況に出くわすことがあり推奨されます。

日本においても医療関係者はB型肝炎の予防接種を受けていることがあります。

費用:5200円

三回の接種で基礎免疫とされる

 

山岳部での滞在

・狂犬病

 感染経路はウイルスを持つ動物(犬、猿、コウモリなどの哺乳類)にかまれると感染します。途上国の田舎や山の中などに狂犬病にかかった動物がいることがあります。発病すると致死率100%のため、予防接種うんぬん以前に正しい知識を得ておくべきです。

予防接種のパターンとして、事前接種と事後接種の場合があります。

事前とは、かまれる前に予防接種を2回します。この場合、動物にかまれたとき追加で2回ないしは3回接種することで発病防ぐことができます(実際は担当医と相談して回数は決めることになるかと思います)。

事後とは、かまれた後に予防接種を4回します。

事前に接種するパターンがあることから、事前の方がより危険性は低いのだと思われます。

費用:13500円

 

まとめ

以上、目的別に必要な予防接種を紹介しました。

見ていただいた通り結構なお値段です。しかし、繰り返しにはなります、命には変えられませんので適宜予防接種をすることをおすすめします。

※記載した費用は私が受診した医療機関のものになります。 

 

私は去年から接種を始め、今回のA型肝炎3回目までにかかった費用は合計44900円となりました。

 

ちなみに、実際に医療機関へ受診すると抗体検査を勧められます。こちらは幼少期に接種したワクチンの抗体が十分であるかを調べるものです。

もし抗体が十分出ない場合、必然的に追加接種を行うことになります。追加接種となると実費なので、費用はさらに増えていくことになります。

先ほどお伝えした費用にはこの追加接種の費用も含まれています(おたふく風邪5700円)。

 

さいごに

今回の予防接種で私の抗体づくりは一通り終わりました。

ひとまずは安心といったところです。

ただ、もしベトナムに長期的に滞在することになったならば、B型肝炎の予防接種も受けなければならないなと考えています。

 

また今回予防接種に行った際、妻も一緒に同行しました。というのは妻の予防接種を進めていくためです。

 

ベトナムにも予防接種はありまして、日本と同様に幼少期から少しずつ接種していきます。

妻(ベトナム人)の予防接種については、また別記事で扱っていこうと思います。

 

まだまだお金はかかりそうです、、、。

 

ではでは🇻🇳