こんにちは、takeです。
私の実体験を元に書いている「留学生と付き合って苦労したこと」についてです。
前回はお金に関する内容で書きました。
そして今回はどんな内容かというと、留学生にはお金にも時間にも余裕がないことについて取り上げたいと思います。
前回と同じく私の妻を例に挙げて、どう余裕がないのかお話したいと思います。
お金に余裕が無い
またお金かぁと思うかもしれませんが、お金の問題はつきません。
前回の記事では健康保険料を払わない、国民年金を払わないことを挙げました。
払わない理由の半分はもったいないから払う気がそもそもないということがありますが、もう半分はそもそも支払う余裕がないことも挙げられます。
留学生の中でも、学業<出稼ぎ の気持ちで来日している場合、ほとんど留学生は学費を自分のお金で払ってます。つまり、親からの支援はなしということです。
ではそのお金はどこから出てくるかとというと、日本に来てからアルバイトで稼いだお金なのです。
日本に来るための費用については、ベトナムでお金を稼いでから来ますが、留学中にかかる学費は現地調達(日本で稼ぐ)となります。
そして留学中は衣食住のお金がかかるわけですが、そのお金ももちろんアルバイトをしてまかなっています。
留学生の金銭事情について取り上げた記事もあるので、こちらもぜひ読んでみて下さい。
留学生がオーバーワークをする理由は単にお金を稼ぎたいだけでなく、そもそも学校に通うための資金を稼いでいるとも言えます。
ですが余裕がないのにも関わらず、夏休みなどで荒稼ぎし際には、ベトナムへお金を送るのです。
そんなこんなで留学生時代の妻にはお金の余裕は全くありませんでした。
ちなみに結婚前に通帳にあった金額は一桁万円でした。
そんな留学生であった妻と付き合うとどうなるかというと、デート代は100%私負担。
社会人と学生というステータス差があるので、デート代くらい払えるでしょと思うかもしれませんが、さすがに旅行に行った時のお金の飛び方が2倍になるのはお財布が悲鳴をあげてました。
もし私が学生だったならば、付き合うことは成立していなかったかもしれません。
時間に余裕がない
お金の他に時間にも余裕がありませんでした。
理由はアルバイトのしすぎですね。
妻はオーバーワークをしてましたので、留学ビザの規定である週28時間以内で収まることなくアルバイトをしてました。
昔の記事で「留学生のアルバイト状況」について紹介しているのですが、この例に上げてる留学生、実は私の妻本人の勤務体系でした。
アルバイトについて記事の内容を引用します。
一週間のアルバイトスケジュール
月曜日 飲食店A 18時~22時30分 (4.5H)
火曜日 飲食店A 18時~22時30分 (4.5H)
水曜日 飲食店A 18時~22時30分 (4.5H)
木曜日 飲食店B 17時~21時 (4H)
金曜日 飲食店A 18時~22時30分 (4.5H)
土曜日 清掃員 9時~12時 (3H)
飲食店B 14時~18時 (4H)
日曜日 清掃員 9時~12時 (3H)
飲食店B 14時~21時 (6H)
加えて平日は学校に行っています。
ということで、時間にも余裕がないことが分かっていただけたかと思います。
私は土日が休みでして、基本的に妻と会っていたのは土曜日の夜から日曜日の朝まででした。
どこかに出掛けるときは、アルバイトを休んでいくことになるわけですが、アルバイトを休むとその分給料は少なくなり、そうすると生活がまた苦しくなるという負の連鎖が始まってしまうのです。
さいごに
二回にわたり「留学生と付き合って苦労したこと」を紹介しました。
苦労したことは主にお金の問題でしたね。
一般的に日本人が思い描く留学生とは違ったのではないでしょうか。
日本人が海外へ留学に行く場合はそのほとんどの場合は、親から資金の援助があると思います。援助がないにしても、留学先でアルバイトをして学費、生活費を賄おうと考える方はほとんどいないでしょう。
ですが、主にアジア圏から来日する留学生は勉強をするためではなく、お金を稼ぐ目的の人がよくいます。ゆえにオーバーワークが当たり前のようにされており、学校にまともにいかない留学生も出てくるのです。
苦労したこととして、お金についてばかり挙げる形になりましたが、実際留学生ならではの苦労は他には特にはありません。
日本での生活力についてむしろ自分で何でもこなしているので、そこは強いですね。
今となっては、そんなこともあったなぁと懐かしく思います。
ではでは
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