こんにちは、takeです。
コロナウイルス感染症の拡大が続いていて、収束する気配が感じられないこの頃ですね。
毎日ニュースを見ては落胆するというか、最近は今までになくコロナ感染への恐怖を感じています。
人によってコロナウイルス感染症に対する危機感の感じ方はさまざまなわけですが、より緊迫した状況になっていると感じている方が多いのではないでしょうか。
さて今回の記事ではそんなコロナ禍で起きた出来事について紹介します。
コロナ禍の技能実習生
コロナウイルス感染症が広まり1年以上が経過し、企業の経営にも大きな影響を与えています。
利益がでず大赤字の企業、さらには倒産する企業もたくさんあるとニュースで聞いています。
私の会社の影響はかなり少なかったですが、業界によっては大ダメージを受けているところがあるわけですね。
そんななか今回注目にしたい内容が、そんな赤字企業で働く技能実習生についてです。
技能実習生は通常3年間という決まった実習期間を受け入れ先企業で働きます。
通常その3年間という期間は同じ会社で働き続け、実習生期間を終えると帰国するもしくは実習期間の延長をすることがあります。
しかしこのコロナ禍ではその状況は大きく変わっているのです。
過去にこんな記事を書きました。
コロナ禍ということで、まともに飛行機が運行していないために実習期間を終えても帰国ができずにいる実習生がたくさんいるという話です。
私の会社の実習生も例外なく帰国ができておらず、実習期間が延長され続けている人が多数います。人によっては予定より1年以上働いている実習生もいます。
この実習期間の延長という状況ですが、私が思うにこの実習生たちはまだましな状況とだと思っています。
というのも、実習生のなかには仕事を辞めさせられる、いわゆるリストラにあう実習生がいるからです。
彼らは実習期間が延長されるのではなく、実習期間を終える前に仕事がなくなってしまうのです。
実習生に限らず、企業が倒産してしまった会社で働いていた従業員というのは紛れもなく職を失うこととなります。
ただ技能実習生が職を失うことと普通の日本人会社員が職を失うのとでは、その置かれる状況というのは大きく違うように感じます。
技能実習生は実習先で働くことはもちろんですが、彼らの住んでいる家も実習先の会社が手配しています。
つまり、実習生は実習先の職を失うことは家をも失うことを意味していて、非常に困難な状況に陥るわけです。
一例にはすぎませんが、妻の友人のお話をしたいと思います。
家も職も失った技能実習生
例に挙げる実習生は妻の友達の彼氏です。
そんな彼の状況はこうです。
コロナ禍になり、働いている会社の経営状況は悪化したため、その会社で働く技能実習生はみな仕事を辞めさせられることになりました。
加えて住む家もなくなってしまったので、この実習生は彼女(留学生)の家に転がりこむことになったそうな。
ちなみにこの留学生の彼女もまたコロナの影響で帰国ができていなく、留学ビザから特定活動ビザに切り替えて、帰国の時を待っているのです。
この仕事を失った彼は今はアルバイトをして生活をしていると聞きました。
おそらくビザは特定活動に切り替わっているのかなと思います。
妻からちらっと聞いた話なので定かではありませんが、不法滞在になっていないことを願いたいです。
この話を聞いたときは驚きました。
会社の対応も雑ですし、送り出し機関はサポートをしていないのかなど気になることは山ほどあります。この彼は彼女の家に転がりこめましたが、他の実習生たちはどうしているのだろうか、不思議でなりません。
さいごに
コロナによって仕事を失う技能実習生について記事を書きました。
世の中にはこんな目に合っている人もいるのだなと思うと悲しい気持ちになりました。
去年の今頃はいつになったら飛行機が通常に戻るかななんて思っていましたが、今は自分がコロナウイルスに感染しないためにどう行動すればいいのか考える毎日です。
本当に本当に早く収束してほしいなと願うばかりです。
ではでは🇻🇳
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