こんにちは、takeです。
ベトナムの住宅のトイレあるあるを紹介します。
そのあるあるというのが、トイレットペーパーが備え付けられている場所についてです。
一度でもこのタイプのトイレを使用したことがあるなら、誰しもが感じることかと思います。
トイレットペーパー備え付け位置
ズバリトイレットペーパーが備え付けられている場所は、トイレに座ったとして斜め後方(背中側の壁)にあります。
現場写真がこちら。
一見見るだけだとそこまで違和感を感じないでしょうか。
では少し想像してみましょう。
便座に座ります。
用を足します。
トイレットペーパーを取りま、、、あれっ、横にないぞ。
(後方に発見)
じゃあ腰を回して、トイレットペーパーを取れ、、ない!?
なら腰をグイっと回して、さらに腕を伸ばして(届いた)、ペーパーをガラガラっと引いて、ぶちっとな。
イメージできましたかね?(笑)
あの後方の位置、めちゃくちゃ取りにくいんですよ。
理解できない方はぜひ一度自宅のトイレで斜め後方にトイレットペーパーがあることを想像して試してほしいものです。
あとこの写真を見て感じてほしいことはトイレットペーパーがだら~んと長く垂れ下がっています。
これは頑張って体を腕を伸ばしてペーパーを取ったはいいものの、紙を切るときは体を戻したためにペーパーが長く出てしまっているのです。
このトイレットペーパーの設置位置がけっこう辛いんですよ。
しかも先ほどイメージしていただくため解説した通りで、この体勢を毎回するので慣れても慣れないというか、不便な状態を通常と認識するようになるまではストレスを感じます。
そしてこの位置に取り付けられているトイレをべトナムではよく見かけます。
どういう理由でこの位置を選択したのかはとても疑問ですね。
我々アジア人より大きな身体つきが多い欧米人でもあの位置にあるメリットはないと思いますし、物理的にも後ろに付けないといけないことはなく、上記の写真でもタオル掛けの下に配置しても全く問題がないと思います。
事前準備が大事?
妻にこの話を振ってみると面白い回答を頂きました。
それはこのようなトイレに対する対策です。
妻は身長150cmですので、私(173cm)と比べたらよりトイレットペーパーまでの距離は遠くなり、より辛い体勢になるわけです。
聞いてみるとやっぱり取るのが大変みたいです。(そりゃそうだ)
でも妻はちゃんと対策をしていました。
それは座る向きを最初から少しトイレットペーパ―側に向けて座るんだとか。
つまり正面を向いて用を足すのではなく、斜めに座ることで距離を縮めるわけですね。
いやでも、女性はいいのかもしれませんが、男性は前方にブツがありますので向きを変えると便座とぶつかりかねる危険性があるので、その対策は使えません。
でも安心してください、他にも対策はあります。
それは便座に座る前にトイレットペーパーを切っておくことです。
確かにそれであれば座った状態でペーパーを取る必要がなくなるのでいいですね。
でも小のときはいいけど大のときは一回で拭ききれるとは限らないので、その時は頑張るしかなさそうです。
ベトナムのウォッシュレット
話が少しそれますがついでにベトナム版ウォッシュレットについて。
正確にはウォッシュレットではなく、洗う用のシャワーとでも表現しておきます。
そのシャワーというのが、下記写真で赤丸で囲った物になります。
このトイレの水のタンクから伸びているものが洗うためのシャワーになります。
ただこのシャワーですが、シャワーなんてレベルの水圧ではありません。
というのも、水圧が非常に強いのです。
よく屋外で散水をするために使用するホースリールがあって、ノズルでシャワーやキリ、ストレートといった風に散水方法を変えられるものがありますが、それでいうストレートの勢いになります。
そんな水でどう洗えばいいんだろって話です。
お風呂のシャワーの水圧は最弱なのに、ウォッシュレットの水圧が最強なのはもう笑っちゃいます。
ちなみにベトナムの住宅ではトイレはユニットバスになっていることがほとんどです。
そのため、このウォッシュレット用のシャワーで間違えて頭を洗ってしまう人もいると聞いたことがあるので、できれば間違えないでおきたいですね。
さいごに
このトイレットペーパーの備え付け位置についてですが、両親をハノイの自宅に呼んだときにもすぐにツッコまれましたね。
「トイレットペーパーが届かないんだけど」って。
そうなんです。
これがベトナムクオリティって、私は決まって形容しています(笑)。
ベトナムのウォッシュレットについても、両親にその水圧を披露したら爆笑してました。
ベトナム人のおしりはどうなってるの?って(笑)。
ではでは
↓ブログ村のランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります。