こんにちは、takeです。
ベトナムで催した結婚式について引き続きお話しています。
前回の記事はこちら。
今回は結婚式のイベントの中でもベトナムならではの伝統的な式典について紹介します。
自宅で行う式典
妻の家系はカトリックを信仰していまして、家にはイエス・キリストが祀られた祭壇があります。
結婚式はその祭壇を中心に行われました。
ちなみにカトリックを信仰していることは地域的な特徴らしく、妻の周りに住む人たちも同じように信仰をしており、毎週のミサ(礼拝)に参加するというのが日常いった環境で妻は育ちました。
そして、その祭壇というのがこちら。
では、私たちが撮ってもらった実際の写真をもとに、結婚式がどんな様子だったか見ていきましょう。
まず始めに祭壇に向かって礼拝を行います。
といっても、私はやり方は分からなく予行練習等も全くなかったので、ぶっつけ本番、その場で教えてもらい、見よう見まねで進めていきました。
次に父と義父がお酒を酌み交わします。
私が義父に妻が父に対してお酒を注ぎました。
その後は義両親から金の装飾品が贈られます。
義父から妻には金のネックレスが贈られました。
そして、義母から私にも同様に金のネックレスが渡されました。
このように両親から子供に対して金の装飾品を贈るというのがベトナムの伝統的な結婚式では行われます。
ただしうちの場合は、私の両親から子(私と妻)に何かを贈るという演出はしませんでした。
正式には当然新郎側の両親からも贈るわけですが、そこは省略したということです。
他にも結納金等の演出もなしでしたので、かなり簡易的な結婚式としてまとめたものだと思います。
義両親からの金のネックレスの贈呈の後には、妻の親戚(叔母、従妹)から金の指輪も贈られました。
指輪も一つや二つではなく、参列した親戚の人数分だけ贈られるので、妻の指はあっという間に指輪だらけです。
私も一つ頂きました。
この金の装飾品を親戚が新郎、新婦のどちらに渡すかについては特にルールはないそうです。
そのため、おそらく私の指が寂しかったからか、妻の指にはめられなかったからか、そんな理由で私の元にもまわってきたのでしょう。
そんな感じで金の贈呈が終わると自宅での結婚式は終了です。
最後に集まった親戚一同で記念撮影。
結婚式には主に義理のおば様たちが集まってくれました。
妻のいとこは一人だけで、他には義弟一人いるくらいですね。
この場にはいませんがもう一人従弟がいたんですけどこの写真には写ってません。
妻の義弟を含めいとこのほとんどは海外に住んでいるため集まることができませんでした。
結婚式の服装
結婚式で着た服装についてお話しします。
写真で見て分かるように私と妻はアオザイを着用しました。
旧正月の時にレンタル屋で衣装を選びました。
私は上がアオザイで下は黒色のチノパンを着ています。
あとは革靴ですね。
これが正式な装いなのかは不明ですが、一応これでまとめました。
妻は上下ともにアオザイで、新郎新婦のアオザイは色味がしっかり合わせてあります。
私と妻の父はスーツに革靴、これは日本と同じ格好ですね。
私の父には日本からスーツと革靴を持参してもらい当日の着てもらいました。
一方の母たちは赤色のアオザイを着用しました。
私の母に関して、もともとの予定というか話ではワンピースを着るということを決めていたのですが、結婚式前日、妻の家を訪れると急遽アオザイの試着が始まり結果的に当日の服装となりました。
また、親戚のおじさんはスーツ、そしておばさんはアオザイでしたが、おば様方のアオザイは同じ色で統一していて色も黄色にしており、新郎新婦家族とは対照となるような色使いとなっていました。
結婚式のような場面でアオザイを着る場合は、レンタルの衣装でアオザイを統一するのが一般的みたいです。
写真を見て感じていただけると思いますが、これだけはっきりとした色のアオザイを着た人が集まると写真映えしますね。
ベトナムで結婚式やったなぁと一目で感じられる一枚で、なかなかいい一枚じゃないかと自負しております(笑)。
さいごに
ベトナムの伝統的な式典内容としては少し物寂しい内容の記事となりましたが、何となく伝わりましたでしょうか。
日本人にとってお馴染みのチャペルで執り行われる結婚式とは大きく異なり、静粛な雰囲気や何か誓いの言葉を述べるといったことは特に何もありませんでした。
正直そういった厳かなことは疲れてしまうので、なくてよかったなと個人的には思います。
まあ、日本でカトリック教会で結婚式をやったときは2時間越えの長丁場になったのを経験しているので、もう結婚式の儀式は十分に足りています(笑)。
次回は日本でいう披露宴となる結婚式パーティの様子を紹介したいと思います。
ではでは
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