ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

ベトナム産コシヒカリ

こんにちは、takeです。

 

今回はベトナムに住んでいた時に食べていたお米について紹介します。

日本人にとってお米は食事の最も中心にある食べ物で、こだわりのある方も多いのではないでしょうか。

私もある程度は品種を限定して普段からお米を買っています。

以前、地元愛知県のブランド米の値段が安かったので買ってみたこともあったのですが、思いのほかいつも買うお米と味や食感が違って、残念に思ったことがありました。

それからは品種はコシヒカリのような代表的なブランド米を好んで買っています。

愛知県内のスーパーでは産地で言うと、代表角の新潟県産のほかに富山県産やお隣の三重県産などが出回っていますが、産地の違いは個人的にはあまり感じておりません。

 

さて、そんな感じである程度お米に好みがある私はベトナムでどんなお米を食べていたのか。

今回はそんな話です。

結論はベトナム産コシヒカリを食べていました。

そこにたどり着くまでローカルなお米も食べていたのですが、、、。

 

ベトナムローカル米

ベトナムに引越して来て最初は日本から持ち込んだお米を食べました。

渡越前に賃貸から実家に引越しをした際に、引っ越し業者のサービスでお米を2kgもらってまして、それをキャリーケースに入れていたので最初は日本米を食べることができました。

と言っても2kgだけですのであっという間になくなり、渡越後まもなくベトナムのローカル米へと移ります。

 

ローカル米と言ってもベトナムでもいろいろ種類があると思うのですが、我が家で食べていたお米は妻の実家からもらったお米だったのです。

田舎あるあるというか、妻の実家でお米を作っているわけではないのですが、一番最初にベトナム帰省した際、ハノイへ戻るときにお米頂いていました。

そしてこれがいろいろときつかったのですね、、、。

このときから「ご飯ってこんなに違うのね」と思い知らされる日々が続きます。

何が違うのかというと、お米のふっくら具合やそもそもの味、匂いなど、イメージするご飯とだいぶ違うのです。

ただこのご飯の味の違いですが、自宅以外で食べるときはそこまで気にならないんですよ。

妻の実家で食事をするときはもちろんこのお米を食べますし、外食で食べるご飯も日本米ではないはずなので。

ですが、ベトナムに住んでいたとき、自宅でこの「ベトナムローカル米を毎日食べる」ということがなかなか受け入れがたい現実となっていました。

日に日にベトナム米の味に嫌気が出てきて、どんどん好きじゃなくなっていくんですね。

おそらく自宅では安心できるご飯の味という感覚が私の中であったのだと思います。

味の他にも嫌な点がありました。

それは小石は混じっていること、そして極めつけは謎の虫が混入していること。

小石は単純に歯が壊れるというか、気づかず何度も噛んで気持ち悪かったです。

謎の虫は、妻曰く害のない無視だから大丈夫という理論があったのですが、まあ受け入れられるほど私はベトナム人化していませんので、きつかったですね。

ベトナム米を食べるにしてもせめてスーパーでしっかり袋詰めされたものがいいなと思いました。

 

ベトナム産コシヒカリ

そんな苦しいベトナムローカル米生活をしばらく送っていましたが、ある日自宅近くに日本米が売っているお店を妻が見つけてくれました。

そこにはなんとコシヒカリが売られていたのです。

始めてみたときは正直偽物?と疑っちゃいましたが、というか今でも本物であった保証はありませんが、そのお店を見つけてからはそちらのコシヒカリを買って食べるようになりました。

そのコシヒカリのパッケージが下の写真になります。

日本語とベトナム語の併記で書かれたパッケージです。

初見であれば偽物ではと疑う方もいらっしゃると思うので、少し私が調べた結果をまとめます。

 

こちらの商品は「ăn đinh」という会社で生産されているお米になります。

ホームページも存在しており、トップには「ベトナムで栽培された日本種米を主な製品とする生産者、貿易業者、輸入業者です」と書かれています。

ただウイルス対策ソフト(McAfee)の入っている端末だとホームページにアクセスできなかったので、引用元の記載は控えさせていただきました。

「an dinh」と検索すると検索欄に公式ホームぺージが見られます。

結論、架空の会社とかではなく、日本種米を専門に扱っているところで生産されているお米なのだと言えるという話です。

正直これを見たときは驚きました。

ハノイのような気候で日本米のコシヒカリが栽培できるとは思いませんでしたので。

実は何かしら品種改良がされているなんてことはあるかもしれませんが、、。

 

ベトナム産コシヒカリの詳しい情報は下記の写真の通り。

ベトナム語です。

私もよくわかっていませんので、悪しからず(笑)。

 

そんなベトナム産コシヒカリですが、ご飯の炊き方まで丁寧に載っていました。

①水洗い 新鮮な水を使って炊飯器(Cook)を洗って下さい。

②水加減 適量の水を注いで下さい。

③水に浸す 30分間 洗ったお米を浸潰して下さい。

④火加減 電気をオンにして40分お待ち下さい。とても美味しく新鮮なご飯を炊けるでしょう。


説明書きの内容は正しく書かれていますが、なんだかむずかゆくなるような日本語表現かなと感じます。
②の説明に関しては日本語とベトナム語・英語で内容が違っていたり、、、こういった違いを観察して面白く感じるのは私だけでしょうか(笑)。

 

ではではこのベトナム産コシヒカリの味の感想はいかがでしょうか。

まず、第一印象は「コシヒカリ美味しい!!」。

これにつきます。

ベトナム米とは全然違うなと思ったわけです。

食感や匂いがいわゆる日本のお米、日本人がイメージするご飯だと言えました。

私にとっては十分に満足できるご飯の出来でした。

一点記憶に残っていることを挙げると、お米の匂いを強く感じたということがあります。

慣れの影響もあったかもしれませんが、ベトナムローカル米からベトナム産コシヒカリに初めて変えたとき、ご飯の匂いがやたら強いなと感じた記憶があります。

これに関しては久し振りに食べたからのが影響したのかなとも思いますが、もしかしたら本当にお米の匂いが少し強くなっていたのかもしれません。

 

さいごに

海外に住んだことのある人や海外旅行によく行かれる人からは、海外に行ってみると日本の良さを実感できると言われますが、このお米の違いはまさにその一例だなと感じました。

日本人の主食はお米で重要視されて当然と思うかもしれませんが、ベトナムも主食はお米です。

しかし、このようにお米のレベルは日本に軍配が上がると言ってもいいでしょう。

お米関連で言うと、炊飯器の質も日本製品に軍配が挙がります。

ベトナムへのお土産で日本製の炊飯器というのもちょくちょく聞きますので(笑)。

実際私の妻は実家へ炊飯器を買って帰ったことがあります。

実はこれも実感していて、私が住んでいた家に備え付けられていた炊飯器はひどかった、、、。

どうしてこうもベトナム製はダメなんですかね、、。

 

ではでは

 ↓ブログ村のランキングに参加しています。クリックして頂けると励みになります。

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(アジア人)へ
にほんブログ村

 


国際恋愛・結婚ランキング