こんにちは、takeです。
手作り結婚指輪の記事の続編を書いていきます。
前回の記事はこちら。
上記記事では、そもそも手作り結婚指輪とはなんぞやということをまとめてみました。
まだまだ手作りというのは認知度が低く、実際に手作り結婚指輪を使用している人はわずかです。しかしながら、実際に自分の手で制作することは楽しく、二人の大切な思い出の一つにもなるので、私としてはオススメしていきたいなと思っています。
この記事を通して指輪製作について知ってもらい、さらには私たちのように自作指輪を作る人が増えたら嬉しいです。
では指輪製作の体験記事を書いていきます。
指輪工房について
早速体験についてお話したいところですが、その前に指輪工房の紹介をしたいと思います。
今回私たちが利用させて頂いた指輪工房は「結婚指輪手作り.com by enishi」の名古屋店です。
www.xn--nbku14ggrhm3h30ar76ice0a.com
名古屋店の他には東京、京都、大阪、神戸と全部で5店舗展開されています。
上のホームページへアクセスしてもらうと各店舗ごとの様子をうかがうことが可能です。また店舗ごとにブログもかかれており、実際に製作した人のレビュー記事やお店の内装なども見ることができます。興味のある方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。
全体の流れ
指輪製作の全体像を紹介していきます。
①手作り指輪の説明
作り方や特徴、デザインや扱っている金属、後加工のオプションについてなど、指輪製作に関わるところの説明を受けます。
②デザイン及び予算等の打ち合わせ
工房の担当者と話しながらデザインと予算について決めていきます。
打ち合わせ後、もし時間があればそのまま製作に移ることも可能ですし後日に回すことも可能です。また都合が悪い場合はこの時点で指輪製作を中止することもできます。
③指輪製作
デザインや個人の技量により、製作時間が異なるので時間には余裕を持っておいた方がいいです。また時間がかかる場合には制作を2日に別けることも可能なので、自分が納得のいくところまで製作できます。
指輪の型が完成したら、最後に料金の支払いをして終わりです。
デザインの打ち合わせ
手作りということでデザインも一から考えることになります。
前もってある程度考えておくとスムーズに話ができるので、イメージは膨らませてから訪問したほうがいいでしょう。
私たちはイメージしている指輪の写真を担当者に見せて、こんな感じが良いですと伝えました。すると、簡単なイメージ図を描いてもらい実際に作業へと移りました。
ちなみに私たちはV字の形にして、斜めのラインを入れたデザインにしました。
そして妻の指輪にはダイヤを3石埋め込み、お互いの指輪に名前を刻印します。
ちなみに下記写真がデザイン図です。
指輪製作
指輪の型はロウソクのような原料でできたものを削り、形作っていきます。
まずやることは指のサイズ計測です。
0.5号刻みで選ぶことができるのでより自分に合ったサイズを選びます。サイズを決めるとその大きさのロウの原型が渡され、そこから加工を始めます。
では製作の様子をご覧ください。
幅調整
第1段階は幅調整です。
リングを倒し押し付けるようにヤスリで削っていきます。
最初はかなり大きいので、どんどん削ります。リングの型はロウでできているので簡単に削れます。
厚み調整
第2段階は厚み調整です。
リングを指に入れ立てて削っていきます。
ヤスリが当たる面が少なく、指で支えているので少し不安になりつつ削りました。
何も考えずに削っていると、だんだんと厚みバラツキがあったらり、手の動かし方によって斜めに削れていることがありました。途中からは削れ方を意識して、何とか均等な厚みのリングを作っていきました。
V字加工
ここからは少しずつセンスが問われ始めます。
V字にする時はリングにVの形をマジックで跡を残し、それに沿って形を作ります。
妻と形を揃えたかったので、お互いのリングを見比べては丁寧に削りました。とは言ってもそこは手作りなので完璧にとはいきません。でも2人で協力して形を修正したりし、まさに2人の共同作業でした。
担当者さんからは「奥様上手ですね。」、「旦那様頑張ってください。」との応援も(笑)
この日はたくさん旦那様と呼ばれまして、結婚したんだなと思える日となりました(笑)。
模様入れ
削り作業の最後は斜めのラインを入れるところです。
こちらも先にマジックでラインを入れて、その跡に沿って削っていきます。
この作業が一番難しかったです。上手くヤスリの刃を当てないと全然削れなく、かといって力いっぱいやるわけにもいかないので、苦戦しましたね。
妻の方が手際が良かったので、一部妻に手伝ってもらいつつなんとか模様入れも完了しました。
磨き
最後は仕上げで表面を紙ヤスリで磨き完成です。
作った模様が消えないように慎重に作業しました。
完成
完成後は2人の写真も撮ってもらいました。
指輪の試着は小指でします。もし薬指に入れるときついのでロウが変形してしまうんですね。
さいごに
作業は全てで4時間ほどかかりました。
異様な集中力で時間は忘れて作業に没頭してました。
作業中は担当の方がたくさん写真を撮って下さり、記録としても残すことができ、とても良かったです。
スマホを渡して撮影してもらったのですが、その量が50枚は超えていたと思います。時々作業の様子の動画も撮っていたようで、後から写真を見返すのも楽しかったです。
店内の様子も載せておきます。
落ち着いた雰囲気でまた来たいなと思うようなお店でした。まあ、もう一度来る用事はないんですが(笑)
ではでは🇻🇳