こんにちは、takeです。
先日、手作り結婚指輪という体験をしてきました。
手作り結婚指輪というのは、使用者(夫婦)が自分たちの結婚指輪を自分たちの手で作製するというものになります。
私たちは今年の3月に婚姻届を提出し、結婚の手続きを終えているのですが、実はまだ結婚指輪を作っていませんでした。
もともと結婚式までに用意ができればいいなと思っており、今に至ります。
手作り結婚指輪というのはどの程度認知されているでしょうか。
私は友人が結婚したという話を聞きいたときにたまたま指輪の話になり、そこで手作りの指輪があるんだよということを知りました。
ゼクシィトレンド2019の調査によると、手作りの結婚指輪を選ぶカップルは3.7%だそうです。
この割合の低さが何を表しているのか、そこを深くは考察しませんが、一つの理由として認知度が低いことが挙げられると思います。
そこで今回はそんな手作り指輪についての紹介を交えつつ記事を書こうと思いました。
ちなみに手作り以外については、フルオーダー9.1%、セミオーダー27.1%、既製品57.8%という結果になっています。
※ ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ
記事では、手作り指輪の良い点や作り方、体験した感想について書いていきます。
もしこれから指輪の購入を考えている方がいましたら、参考にしてみてはいかがでしょうか。
手作り結婚指輪とは
まずは手作り結婚指輪の概要をお伝えしていきます。
冒頭、「手作り」「手作り」と度々表現しましたが、指輪づくりの0から10まですべての工程を行うという意味ではありません。
指輪の作り方には大きく2種類ありまして、それは鋳造法と鍛造法です。
・鋳造法は指輪の原型となる型を制作し、その型を金属に置き換えて作る方法
・鍛造法は金属の塊から加工を繰り返し、指輪の形に仕上げていく方法
今回私たちが指輪を作るにあっては、鋳造法を選択しました。
そのため、本記事では鋳造法による手作りの紹介となります。
指輪づくりは大きく次のステップに分かれています。
①デザインの提案、見積もり
②指輪の原型製作
③鋳造、仕上げ加工
④完成
この中で実際に体験するところが①と②になります。
③の鋳造、仕上げ加工については職人によって作業される部分です。
仕上げ加工というのは宝石を埋め込んだり、刻印をする場合にオプションとして加えられるもので、その点は職人にお願いすることになります。
手作り結婚指輪のメリット
人によって考え方が異なるので一概には言えない部分もありますが、例を挙げていきたいと思います。
・オンリーワンの指輪
手作りなので間違いなく世界で一つしかない指輪ができます。同じデザインだとしても人の手によって、原形を作製していき指輪となるので、オンリーワンの指輪を作ることができます。
・自分の思い通りのデザインの指輪ができる
思い通りと言っても、別に個人の想像力を存分に発揮する必要があるわけではありません。いろいろな指輪のデザインを参考にして、いいとこどりをして自分好みのデザインにすることができます。
・指輪の値段調整ができる
手作り指輪の値段の構成は大きく分けて3つです。
基本料金、金属の値段、オプション料金。
基本料金とは指輪を制作するにあたり、工房にてデザインの相談から原型製作の指導・補助、鋳造などこれらのサービスに対する料金です。
次に金属の値段についてですが、まず指輪に使用する金属の種類、すなわちプラチナなのかゴールドなのかによって料金が変わります。この点に関しては好みの金属を選べばいいと思います。むしろ金属の種類はこだわりポイントの一つですね。
重要なのは金属の重量です。
金属の重量は値段と大きく結びついており、重ければ重いほど値段が高くなります。
そのため、この重量を落とすことによって値段調整をすることができるのです。
最後のオプション料金とは、宝石の埋め込みや刻印をするための値段です。宝石にはダイヤモンドを始めとして誕生石などを埋め込むのもいいかもしれません。
刻印の定番は2人の名前や記念日、メッセージなどがありますね。
手作り結婚指輪のデメリット
メリットがあればデメリットもある、それが普通ですが、今回に関しては大きなデメリットはありません。
ただ素人が製作するものなので、限界が存在すると言えるでしょう。
・凝ったデザインはできない
できないというか個人の技量によります。
もちろんとても器用な方で凝ったデザインでも作ることは可能です。私のような一般人、特別に器用でない方は難しいでしょう。
・製作に時間が掛かる
デザインの提案から製作まで早くても2時間程は時間が掛かります。
この製作時間というのはデザインが複雑になればなるほど長くなります。ちなみに私たちはトータルで4時間程ぶっ続けで作業してました(笑)。
かなり集中していたので、気づいたら4時間経っていたという感じです。
さいごに
今回の記事では概要についてのみ紹介しました。
一応メリット、デメリットを私なりの目線で挙げてみましたが、これらをメリットと考えるかデメリットと考えるかは人それぞれなのではないかと思います。
私たちの場合、そもそもきめの細かいデザインにする予定もなく、忙しくもなく急ぎでもありませんでした。ですので先ほど挙げたデメリットというのは当てはまらないんですね。
私の考えとしては、割とシンプルなデザインが希望なのであれば、既製品の指輪を選ぶのではなく、思い切って自分たちで作ってしまうのがいいのではと思います。シンプルであればあるほど、値段も抑えられるのでよりお勧めです。
次回は指輪づくりの体験談を書いていきたいと思います。
ではでは🇻🇳