こんにちは、takeです。
数日前、悪いニュースが流れました。
内容はベトナム人による家畜盗難事件というもの。
報道では入管難民法違反の容疑でベトナム人が13人逮捕されたとのことですが、加えて家畜を盗難したと考えられる証拠が複数浮上していることから、こちらの件についても詳しく捜査しているとの事でした。
Yahooニュースの記事を1つ下記に記載します。
相次ぐ家畜の盗難、他にも野菜や果物などの畑で育てられているものが盗まれる事件が起きています。
このような事件が起きると決まって言われるのが、外国人が簡単に日本に来すぎている、もっと日本に在住するハードルを上げるべきだ、このままだと日本が外国人に乗っ取られるなど、批判の強弱があるにしろマイナス意見が拡散されていきます。
確かに問題が大きいだけに、このような事件が積み重なると外国人が日本に住むハードルが上がることもありそうですね。
しかし、私の妻もベトナム人で外国人なのです。
住むハードルが上がる、すなわちビザ更新が難しくなる、、、そう考えると他人事ではなくなってきます。
さて今回はこの事件に関連して、ベトナム人の窃盗の意識について考えていきたいと思います。
以下、私の経験から述べていきます。
ベトナム人の窃盗に対する意識
今回の事件は家畜の窃盗ということですが、この窃盗という行為は大から小までさまざまな例があります。
大きなものは今回の事件に取り上げられているような家畜(子豚約700匹)や果物(ブドウや梨約9000個)などの窃盗です。
このレベルとなるとニュースになるのはもちろん、警察も大きく動くことになります。
逆に小さなものはというと、他人の家の木になっている柿を1つもぎ取ること。
極端に大と小の窃盗の例を上げました。
確認のため言っておくと、どちらも紛れもなく窃盗行為です。
私が今回注目したいのは後者の窃盗行為についてです。
実はこの柿をもぎ取る(泥棒する)というのは、私の知っているベトナム人がやっていたことです。
私が学生時代の頃の話ですが、実際にあった話です。
この件に関しては家主の方からベトナム人の働くアルバイト先へ連絡が入り、迷惑なのでやめてくれとのお叱りを受けたそうです。
以降、アルバイト先の社員がベトナム人を会社から駅までの送迎することになり、駅からアルバイト先までの道での行動を抑制することになりました。
こちらは警察沙汰とまではいかないため、ニュースになるようなことはありません。
ただ恐らくですが、日本に在住するベトナム人はこのような小さな窃盗行為というのは普通に行われているように感じます。
なぜなら、「木になっている柿を取る」この行為について窃盗という意識がまるでありません。
つまり悪気はないのです。
ただ道を歩いていたら、柿があったのでちょっと手を伸ばして頂こう、ただそれだけなのです。
日本人とベトナム人ではここの感覚が異なってくるのですね。
これも一つの文化の違いと言えばそうなのですが、日本で生活するからには日本のルールを守らなければなりません。
郷に入っては郷に従えということです。
さいごに
最近はベトナム人による犯罪が取り上げられるニュースが増えてきたように感じます。
これは年々在日ベトナム人の数が増えてきていることが影響しているのでしょう。
しかし、このような悪いことをするのは極一部の人間だけです。
それにもかかわらずベトナム人が悪いだとか、外国人だからだとか、一括りにまとめて発言する人がいると視野の狭い人だなと思います。
グローバル化が進みたくさんの外国人が日本にやって来ることは個人的にはとてもいいことだと考えています。異文化に触れあうというの刺激的なことで楽しく面白いことですから。
ただ一方で外国人が増えることによる悪影響があるのも事実です。
今後、外国人とどう共生していくか考えることが、非常に大切になってくるのではないでしょうか。
ではでは🇻🇳