こんにちは、takeです。
子供が生まれて一か月が経ちました。
生まれて退院をした後、一か月検診までは私の実家で生活をしていた妻とベビーですが、今は自宅での生活を始めています。
実家とは勝手が違いますし、母の助けもなくなったこともありより忙しく毎日を過ごしております。
そんな中一つ、ベビーのための手続きを進めていたものがあります。それはベビーのベトナム国籍の取得の手続きです。
私は日本人、妻はベトナム人ということで、この二国間に生まれた子供というのは申請をすることにより22歳まで二重国籍を保持することが可能となっています。
日本とベトナムの二重国籍のルールについては、下記記事でまとめているので参考にしてみてください。
ではさっそく申請方法を紹介していきます。
必要書類
まずは必要書類について見ていきましょう。
記入するもの
・出生届(ベトナム大使館への)
・パスポート申請書(ベトナム)
・国籍選択の誓約書
・連絡先情報
パスポートの申請書には写真45mm×35mmを張り付けます。
国籍選択の誓約書のサインの後ろには捺印をする必要があり、その印鑑は印鑑登録されたものを使用します。
取得するもの
・出生証明書(病院で取得)
・両親のパスポートのコピー
・日本の婚姻証明書
・両親の住民票
・父の印鑑証明
出生証明書はあらかじめ二枚必要であることを病院に伝えておきます。一枚は日本の役所で使用し、それとは別で本手続きで必要となります。息子を産んだ病院では発行に11000円かかりました。
住民票は父母の記載のみで、子供の記載はなしにします。
国籍選択の誓約書に捺印する印鑑は印鑑証明を取ってあるものを使用します。
以上が必要書類です。
出生証明書がお高いですね。
費用について
タイトルでは二重国籍の取得としておりますが、本手続きの正確な内容は「ベトナムへの出生届けの提出」と「ベトナムのパスポートの申請」です。
費用の内訳は分からないのですが、大使館宛にかかった費用は19,000円でした。
申請方法について
申請方法は2つです。
直接大使館(領事館)に出向き申請を行う方法。もう1つは郵送で申請する方法です。
より一般的なのは大使館に出向いて申請する方法だと思いますが、住んでいる地域によっては難しいこともあるでしょう。
私の住まいは愛知県なので、一番近い申請場所でも大阪の領事館となります。
大阪までの交通費や時間など、いろいろな要件を考えると出向くのはかなり億劫です。
そこで私は郵便により手続きを行いました。
郵便で手続きを行う場合は、上記に挙げた書類の他に申請費用と返信用のゆうパックを同封します。
郵便申請の体験談
基本的に先に述べた書類をもれなく送れば郵送してから3日程度でパスポートとベトナムの出生証明書を入手(ベトナム国籍の取得)することができます。
郵便による申請のいいところは、お手軽という点です。
書類を揃えて封筒に入れたら、あとは郵便局に行って郵送するだけ。
郵送による申請は本当に手続きをしてくれるのかなという心配さはありましたが、問題なくできています。
直接大使館に行く場合は、まず行くのにそれなりに時間や交通費がかかります。
さらに大使館に着いても待ち時間が相応に発生します。
郵送ではこういった手間がなくなるのが最大の利点ですね。費用でいうと、送料が余分にかかりますが、大使館までの交通費と天秤にかけたらかなり安上がりだと思います。
欠点はというと、不備があった時に訂正するのに時間がかかる点です。
実際に私は印鑑を押さないといけないところに押すのを忘れており、その書類だけ書き直し再送するといったことを行いました。
不備があると大使館から直接電話で連絡が入り、訂正を求められます。
直接出向く場合はその場で訂正ができるので、手続きが滞ることはありません。
以上が私の体験談となります。
直接申請した人の例
私と近い時期に同様の申請をしている方がいらっしゃったので、一例として紹介したいと思います。
こちらは現在日本在住で旦那様がベトナム人の はにーさん のブログです。
今年2021年7月にご出産され、二重国籍の手続きを直接東京ベトナム大使館に出向き行っています。
それでは上記記事を引用して、必要書類、費用について記述します。
必要書類
・ベトナムの出生届
・パスポート申請書
・国籍選択についての誓約書
・子供の証明写真
・出生証明書
・婚姻証明書
・住民票
費用は3万円+1万円←結婚証明書の取得のための費用(結婚場所が第3国、日本、ベトナム以外のため)
申請は原則生後2週間以内にするという注意点。
以上が記事に書かれている内容となります。
見てわかる通り内容の異なる点が複数あります。
・連絡先情報、両親のパスポートのコピー、印鑑証明は必要書類にないこと
・費用は1万9千円に対して、3万円
・申請期限は生後2週間ですが、妻の聞いた情報では60日以内
こういった手続きの情報は最新のものを仕入れる必要があり、申請する際には直接大使館等へ問い合わせることが望ましいです。
ただこの内容のずれは情報の新旧の問題ではなさそうです。
というのも、妻の情報というのは友達から聞いたものでして、その友達は今年(2021年)の3月に調べたものです。ですが、10月にこの内容で問題なく手続きは完了しております。
今回一例を紹介した理由は人によって言っていることが違うことが当たり前にあるということをお伝えしたかったからです。
特に費用に関しては聞く人によってまちまちな印象があります。
もし本記事を参考に手続きをする方がいらしましたら、あくまでも一例ということで考えてください。
繰り返しにはなりますが、情報は最新のものを仕入れる必要があるため、直接大使館へ連絡を取ることが望まれます。
さいごに
無事息子はベトナム国籍を取得することができました。
生まれて最初の誕生日プレゼントです。
最終的には日本かベトナムを選択しなければならないので、迷惑と思う子供もいるかもしれません。
しかし、将来の選択肢を広げられる方がいいと思い二重国籍の取得をしました。
国籍選択に関しては将来ゆっくり息子と話したいと思います。
ではでは🇻🇳
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