ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

海外転出のメリット・デメリット

こんにちは、takeです。

 

まずは近況報告を少し。

ベトナム渡航の日程が決まりました。

今月末に日本からベトナムへ旅立ちます。

会社からベトナム駐在の話をされてから、かなり時間が経ちましたが、ついにベトナムへ行きます。

先日のベトナム出張帰国後からはいろいろと準備で忙しく過ごしていました。

ベトナムへの海外引越し、国内の引越し、渡越前にしておかなければならない手続き等、大変でした(汗)。

まだ渡航までもうしばらく時間があるのですが、あと少し残っている手続きを終わらせ無事日本を離れられるといったところです。

ベトナム渡航といっても妻も息子も帯同ですので、私自身寂しさはあまり感じていませんが、9ヶ月の息子には負担をかけることになるので、そこが一番心配している所ではあります。

妻もハノイ事情は無知ですので、そこも心配点です(笑)。

楽しみにしている部分もたくさんあるので、あまり過剰に心配せず、なるようになる精神で頑張っていきます。

 

さて本記事では海外転出について取り上げます。

海外転出とは、海外に移り住む際に日本の住民票を除票とする手続きでありますが、こちらメリットやデメリットがいろいろとあります。

ネットで調べたことを混じえて、私の場合(妻子持ち駐在員)のメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。

 

海外転出とは

海外転出は一年以上海外へ滞在する、移り住む可能性のある方が住民票を除票する手続きです。

海外に働きに行く方や留学に行く方、はたまた移住する方などが主な対象者となります。

 

海外転出のメリット

住民税

最大のメリットは住民税がなくなることです。

住民票が日本にないため、住民税を支払う必要がありません。

ただし住民税は1月1日に住んでいた住所へ支払う義務があるため、海外転出をしてもその年の12月までは払う必要があったりします。

 

在外選挙

他にメリットを挙げるとすると、在外選挙が可能になること。

在外選挙は国外にいながら、国政選挙に投票できる制度です。

通常選挙は住んでいる市町村ごとで行われるため、海外に住んでいる場合もし投票をしようとするなら帰国をしなければなりません。

しかし、海外転出を行っていると在外選挙制度により投票することが可能です。(在外選挙の申請は必要です。)

 

海外転出のデメリット

児童手当

デメリットの1つ目として児童手当が給付されなくなることを挙げます。

子供がいる世帯ですと、児童手当を受け取っている家庭は多いと思います。

児童手当は日本に住んでいる子供のために支給されるので、子供の住民票が日本になければなりません。また受取人も住民票が日本に必要です。

ですが、これにはいくつか逃げ道があるようです。

例  父、母、子供の3人家族

・現在父親が受取人で父親が単身で海外へ仕事に行く場合、受取人を母親に変えることで手当てを引き続き貰うことができます。

この時は父が海外転出、母、子はそのままです。

・現在父親が受取人で父親、母親が共に海外へ行く場合、受取人を日本に住む親族(祖父母等)に変えることで手当てを引き続き貰うことができます。

この時は父、母が海外転出、子はそのままです。

 

海外に住んでいるかどうかは実質住民票のあるなしで決まってきます。そのため、家族帯同で海外へ住んでいたとしても、母、子の住民票を日本に置いておけば、実質手当を受け取ることは可能なんだとか。

他にも年に1回帰国する場合は貰えるといった自治体もあるようです。

 

銀行

海外に住むと銀行が利用できなくなることがあるようです。

こちらの記事で分かりやすくまとめられていました。

海外生活時(非居住者)の日本の銀行口座の取り扱い - 八ツ役公認会計士事務所

 

特にネットバンキングを海外からすると、銀行が凍結されることもあるそうな。

三菱UFJ銀行だと月額300円のグローバルダイレクトというサービスを利用することで、ネットバンキングができるみたいですが、もったいないですね。

 

積立NISA

証券口座も海外転出を行うと利用ができなくなります。

そのままにしておくと自動的に口座が解約されることがあるそうな。

 

国民年金と健康保険

国民年金と健康保険については私は会社員ですので、会社を通じて支払いをしている状況です。

では駐在中はどうなるのかと言うと、継続加入になります。

国民年金で言えば私と妻(扶養家族)の分は継続しますし、健康保険も私、妻、息子とそのまま加入の状態になります。

 

自営業の方などで国民年金や国民健康保険に加入されている方は、海外転出をすると支払い義務はなくなります。

しかし当然ですが、支払いをしない期間は年金は積み立てられませんし、一時帰国した際に健康保険の恩恵は受けられません。

任意で加入を継続することも可能みたいです。

 

さいごに

海外転出をすることは住民税を払わなくて済むのでいいものだなぁと思っていましたが、思いのほか弊害も多く一概にいいものとは言えないように感じています。

ただ原則では1年以上住む場合は海外転出をしなければならないようです。

 

海外へ移住する方はともかく、駐在員として数年行く場合となるとこれらの弊害は面倒くさいですね。

 

駐在員の方々は真面目にここらの手続きはしているのでしょうか。

手続きも面倒くさいだけに疑問に思います。

 

ではでは🇻🇳

 

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