ベトナム人彼女との生活

ベトナム人と付き合うようになって経験したことを発信していきます

二重国籍者のパスポートの使い方

こんにちは、takeです。

 

我が息子は私(日本人)と妻(ベトナム人)の子として生まれたハーフっ子です。

加えて出生時に手続きをすることで日本国籍とベトナム国籍の二つを持ち合わせている二重国籍者となっています。

 

二重国籍のルールや取得方法については過去に記事にしています。

www.camonvietnam.work

 

www.camonvietnam.work

 

上記記事ですが、やや古い記事でして現在と若干異なる点があるかもしれませんので、最新情報が必要な方は別途調べるのが良いと思います。

特に申請については、現在は直接申請することが原則となっており、4年前の息子の申請では郵送としていましたが、今はそれができないという情報を度々見かけます。

話を聞いていると郵送での申請はコロナ禍における限定的措置であった可能性が高そうです。

 

さて今回は二重国籍を持っているって実際どうなの?といった内容をお伝えしたいと思います。

日本国籍とベトナム国籍

日本国籍の証明となるものは日本の戸籍があることと同義と言えます。

私の戸籍の中に息子が入っています。

妻はベトナム人(外国人)であるため、私の戸籍には入っておらず、私の配偶者がベトナム人ということで記載がされているだけです。

 

ベトナム国籍についてはGIẤY KHAI SINH(出生証明書)という証明書があることがベトナム国籍を持つ証明の一つと言えます。

日本人的な目線で二重国籍の申請と表現していますが、二重国籍の申請というのはベトナム国への出生届の提出という意味で、出生届が受理されるとこのGIẤY KHAI SINH(出生証明書)が発行されます。

 

二重国籍者はビザが不要

二重国籍のメリットは日本人としてもベトナム人としてもふるまえるというところにあります。

例えば日本在住の場合、ハーフの子供は日本人であるので当然日本に住むためにビザは不要です。

これはベトナム在住の場合も同様でハーフの子供はベトナム人でもあるため、ベトナム在住時にもビザは不要です。

つまり生活拠点をどちらに置いていてもビザなしで滞在ができるということです。

日本人が日本に住んでいると意識することはない問題ですが、日本もしくはベトナムに住む可能性があるとかなり重要なポイントになります。

我が家の場合。、妻は配偶者ビザのもと日本に住んでいるわけで、私もベトナム在住時は就労ビザのもとベトナムに住んでいたわけです。

在留期限が切れれば当然不法滞在となってしまうわけで、生活する拠点によっては外国人となるのでビザについては意識をしないといけません。

しかし、二重国籍の息子は日本だろうとベトナムだろうとビザのことを考える必要がないのですね。

 

二重国籍者のパスポートの使い方

二重国籍のメリットは日本でもベトナムでもノービザでOKというところにありますが、実際に日本からベトナムへ、もしくはベトナムから日本へ行くときパスポートはどうすればいいのかそんな話をしていきます。

 

まずは日本からベトナムに行くときについて。

パスポートを最初に使う場面は航空チケットを予約するときです。

結論は航空チケットは日本のパスポートで取るです。

理由は日本のパスポートはベトナムには45日以内であればノービザで滞在することができます。

そのため、ベトナムへの45日以内の旅行や帰省であれば日本のパスポートだけでもことが足ります。

実際にはベトナム名でも問題ありませんが、日本のパスポートの方が以上の理由で安心だと言えるでしょう。

ではベトナムのパスポートはいつ使うの?という疑問が出てきますね。

その答えは出入国審査の際にそれぞれのパスポートを提示するので、そのときに使います。

先述した通り、短期滞在(45日以内)であれば、ベトナムのパスポートは不要ですが、提示をしておけば仮に知財期間を超えてしまっても問題がないので提示はしておくべきです。

また日本出国時には日本のパスポートに出国の印鑑が押され、ベトナムのパスポートは見るだけです。

逆にベトナムの入国時にはベトナムのパスポートに入国の印鑑が押され、日本のパスポートは見るだけとなります。

 

ではベトナムから日本に行くときはどうでしょうか。

チケットはやはり日本のパスポートで取るのが安心かなと思います。

理由は同様です。

ベトナム人として日本に行くにはビザが必要なので、そもそも日本のパスポートであれば関係がないので、日本パスポートで取るのが良いかなと思います。

出入国審査についてもパスポートの使い方は同じで、ベトナム出国時はベトナムパスポートに印鑑が押され、日本入国時は日本パスポートに印鑑が押されます。

日本人は入国時の審査不要で印鑑を押されることなく通過できちゃいますが。

息子の時は妻と一緒に行動していたので、印鑑を押してもらっています。

 

以上のことを要約すると下記の通りです。

・チケットの予約は日本のパスポートでする

・出入国審査では日本、ベトナム両方のパスポートを提示する

 

さいごに

二重国籍者である息子はベトナムのパスポートを生後1か月のときに発行し、日本のパスポートは生後6か月で発行しています。

そしてそのパスポートを1歳から2歳の年齢で使っていますが、顔つきがそれぞれ違うんですよね(笑)。

入国審査では顔写真との照らし合わせをしますが、日本のパスポートの写真、ベトナムのパスポートの写真、実際の顔を見て担当者は何を確認してるのかなと毎回思ってます(笑)。

 

パスポートの期限は発行から5年ですので、もうしばらくこの写真で顔確認がされることにはなりそうです。

 

ではでは

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