こんにちは、takeです。
今回はベトナム人が筆跡する数字について紹介したいと思います。
いつのことだったか忘れましたが、ネットでベトナムについて調べていると日本とは異なる数字の書き方を見つけました。
見つけた当初はネット情報でしか見たことがなかったので、私の中では都市伝説となっていました。
ところが、先日会社の実習生が数字を書いてるのを見ると、実際に日本と異なる書き方をしていました。
ベトナム人の数字の書き方
まずは下の画像をご覧下さい。
特に説明する程のことではないですが、上段が日本人の数字の書き方で、下段がベトナム人の数字の書き方です。
日本人代表として私の書いた数字を載せるのは恥ずかしいですが、字の汚さは置いといてこのように書くと思います。(4の上の部分をくっつけるとかその点は抜きで考えて下さい(汗))
「1」と「7」の書き方が違いますね。
「1」に関しては日本人でも山型にする方はいらっしゃいますが、「7」を画像のように書く方はいないですね。おそらく「1」と「7」を区別するために「7」には横線が書かれているのでしょう。
今のところ、全てのベトナム人がこのように書いているかは定かではありません。ただ実際に書く人がいたので、都市伝説ではなかったと思ったことを証明します(笑)。
日付の書く順序
数字関連ということで、日付の順序についても紹介します。
2018年6月21日
日本では、年、月、日という順番で表記しますね。
また
2018/06/21
と書くこともあると思います。
ベトナム語は表記の順序が逆となります。
Ngày 21 tháng 6 năm 2018
そのためスラッシュで書く場合は
21/06/2018
と表記されます。
上記のように書かれていれば迷うことはないですが、
18/06/19
と表記されていると困りますね(笑)
18年6月19日なのか19年6月18日なのか、、、。
戸惑うのは私だけでしょうか(笑)
数量の数え方のメモ
せっかくなのでもうひとつ数字関連のベトナム情報を付け加えたいと思います。
下の画像をご覧下さい。
みなさん、物の数を数えるとき「正」の字を使うことってありますよね。
仕事の中で検品作業を行う時、NG品の個数を数えます。日本人であれば、NGが出たとき「正」の字を1画ずつ増やしていき最後に集計すると思います。
しかし、ベトナム人作業者は正方形を書いた後、中にバツを入れるまでが1セットで集計しておりました。
つまり6の倍数で計算していくことになります。
個人的には5の倍数の方が分かりやすいと思うのですが、彼らは四角にバツをつける方法を使っていました。
確かに「正」の字というのは紛れもなく日本語ですので、外国人が使わないことは納得できます。ただ6の倍数ごとで区切るのは分かりにくいので少し気持ち悪く感じます。
縦に4本線を書いて、「5」の時に4本線を貫く5番目の横線を書くというのは聞いたことがあります。この場合は5の倍数となるので数えやすいですね。
世界的にはどうなのでしょうか。
外国人が数を数えるところなんてなかなか見ることがないので、あまり知られてないような気がしますね。
さいごに
今回は数字に関連することをいくつか紹介しました。
数字は世界共通の文字だと思われることが多いと思いますが、実はベトナムは微妙に違いがあります。
おそらく日本流で書いてもベトナム人は読むことができると思いますが、日本人はベトナム人の書く「7」は分からないですね。
ではでは🇻🇳