ベトナム人彼女との生活

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ベトナム 交通違反の罰則金が増加

こんにちは、takeです。

 

今回はベトナムの時事ネタを持ってきました。

 

あまり詳しいわけではないのですが、ベトナム国内ではかなり話題になっていることなので紹介しようと思います。

 

その時事ネタというのが、交通違反を起こした際に徴収される罰金額が約10倍、最大で約30倍になったというお話です。

政令168/2024ND-CP

2024年12月26日に道路交通分野の交通安全秩序に関する行政違反処罰を規定する議定書第168号/2024/ND-CPを公布し、2025年1月1日に施行されました。

 

この政令で注目されている内容は罰則額が大幅に引き上げられたことです。

冒頭お伝えしたように罰金額が以前と比べて約10倍というレベル引き上げがされており、この点に関して注目が集まっています。

自動車の罰則金では400万VDN(約2.4万円)~2400万VDN(約24万円)、バイクの罰金額では400万VDN(約2.4万円)~1000万VDN(約6万円)となっております。

目的は、今までのルール(罰則金)では交通ルールを守るための抑止力としては効果が低かったため、罰則金を上げることで交通秩序を回復させようということです。

 

またもう一点注目すべき内容かあります。

それは交通違反者を発見しその情報を報告すると、報奨金が貰える制度です。

どういうことかと言うと、違反者(バイクや自動車)を見つけたらその違反した様子が分かる写真や動画を撮り、それを提出して違反行為が立証されると報奨金が得られるという仕組みです。

つまり警察だけでなく一般市民からも監視の目があるということで、いつどこで監視がされているか分からない状況となり、より気を付けて運転をする意識の上昇に繋がるという思惑ですね。

 

政令の効果

今年の1月1日に施行されどう変化があったのでしょうか。

私はベトナムに住んでいませんので、今回の政令によりどうベトナムの交通が変わったのかは分かりません。

また、まだ始まったばかりの政令ですので、これからどう変わっていくのかは注目すべきポイントかなと思います。

ベトナム交通が改善されるのなら革新的な出来事だと言えるでしょう。

 

妻からは報奨金が貰える制度について面白いことを聞きました。

それは交差点に違反者取締りをする一般市民がスマホを構えているんだそうな。

ベトナム人の国民性からしてそのような行動に移るというのは想像しやすいです。

実際どのような規模で取締り市民がいるのか分かりませんが、しばらくは市民の監視が厳しい状態が続くのではと思われます。

いずれにせよ、ベトナム交通がどう変わっていくのかは注目したいなと思います。

 

ベトナム交通とは

ベトナムの交通秩序が悪いことを前提に話をしてきましたが、具体的に何が悪いのか改めて話をします。

下記記事は私が初めてバイクの二人乗りをしたという内容です。

www.camonvietnam.work

 

初めてのバイク乗車にして、たくさんの違反を体験しましたということが書かれています。

乗せてもらった子は会社の同僚でして、別に横着な人間であるとかではないのですが、当たり前のように交通違反を起こしていましたね。

 

さてそんな普通の人でも犯す交通違反は具体的に何があるのかピックアップしてみましょう。

・信号無視

・逆走

・飲酒運転

・スピード違反

・ヘルメット未着用

この中で日本人でも犯しがちなスピード違反はさておき、信号無視、逆走、ヘルメット未着用は外に出れば常に見かけるのがベトナム交通の当たり前です。

信号無視はバイクでは顕著でして、安全なところ状況であれば赤信号で止まるバイクの方が少ないくらいです。

ある程度車両が走っていても隙あらば信号を無視して突き進むバイクもよく見かけます。

 

逆走は特に中央分離帯のある大通りでよく発生します。

逆走理由は逆方面に進みたいが、中央分離帯がありそちらに行けないため、逆走をするという行動になるわけです。

ベトナムでのバイクの運転の仕方という記事でも、一番歩道側のレーンは逆走をするバイクのレーンであるという話をしました(笑)。

これ、話を盛ってるとかじゃなくマジな話ですよ。

www.camonvietnam.work

 

ベトナムではノーヘルバイクもよく見かけます。

一昔前と比べれば着用率は上がっているそうですが、ハノイの街を見ているとノーヘルバイクはちょいちょい見かけます。

 

最後に飲酒運転に関して。

時代とともに飲酒運転に対する意識は上がっているようですが、依然として飲酒運転はされていると言えるでしょう。

意識レベルは日本人の飲酒運転に対する意識とは大きく異なります。

私は駐在員時代は管理者という立場ではありましたが、従業員の飲酒運転に対しては見て見ぬふりという状態でやり過ごしました。

さすがに飲酒運転をした従業員のバイクには乗らないようにしてましたが、あくまで自己防衛のみです。

日系の大手企業に勤めるベトナム人従業員の場合は意識レベルも高まりますが、勤め先がローカルになればなるほど、その意識は低くなる傾向にあると思われます。

 

さいごに

今回の新たな政令によりベトナムの交通がどう変わるのか興味深いです。

もしルールが守られる社会になるのであれば、それ革新的な政策だったと言われることになるでしょう。

次回ベトナムに行くとき、ベトナム交通がどうなっているのか楽しみです。

 

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